リハ協ブログ2014年5月26日より転載
ハフィントンポスト紙英国版によれば、障害学生手当(disabled students' allowance.:DSA)が大幅削減される可能性があるとのことです。
4月にウィレット(David Willetts)大学担当大臣が発表したところによれば、障害学生手当を近代化するとして、複雑なニーズをもつ一定の学習障害の学生を除き同手当がカットされる可能性があるとのことです。
障害学生手当は、貸与型の奨学金を補う形で支給されますが、この手当は返済は必要ありません。全日制の大学の場合、最高額は、福祉機器手当として5215ポンド(在学中)、補助者手当として20750ポンド(年間)、基本手当として1741ボンド(年間)となっています。
この手当は、障害のために余計な費用がかかる場合にそれを補うために支給されます。受給するためには、評価センター(assessment center)でニーズ判定を受ける必要があります。
ウィレット大臣が語った複雑なニーズに関して明確な定義が何かが明確でないため、障害学生に不安が広がっているとのことです。
詳しくは、下のサイトをご覧ください。
http://www.huffingtonpost.co.uk/2014/05/23/disabled-student-allowance-cuts-fight-equal-rights_n_5377414.html?utm_hp_ref=uk-students
なお、ハフィントンポストは日本版(http://www.huffingtonpost.jp/)もあり、1周年を迎えたとのことです。(寺島)