[英国]障害者に対する人々の態度に関する報告書

リハ協ブログ2014年5月10日より転載

スコープ(Scope)は、英国の登録チャリティ団体で、英国を障害者に平等の機会を提供する国にすることを目的にしています。このたび、「障害者に対する現在の態度(Current attitudes towards disabled people)」という報告書を公表しました。過去20年にわたり、平等法の成立やアクセシビリティの向上により障害者の参加の機会が確保されてきていますが、人々の態度はどうなのかについて調査した結果をまとめたものです。

同報告書では、英国人の67%は障害者と話すことを気持ちよく思っていない、36%は障害者が生産的だとは思っていない、85%は障害者が偏見にさらされていると思っている、24%は障害のために能力を低くみられていると思っているなどの結果が報告されています。そして、これらの態度を改善するには、障害についての理解を深めるなどの必要があるとしています。

同報告書は、下のサイトで読むことができます。(寺島)

http://www.scope.org.uk/Scope/media/Images/Publication%20Directory/Current-attitudes-towards-disabled-people.pdf?ext=.pdf

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