[英国]認知症を伴う高齢の盲ろう者支援の留意点

リハ協ブログ2014年4月4日より転載

ソーシャル・ケア・インスティテュート・フォー・エクセレンス(Social Care Institute for Excellence:SCIE)は、英国のチャリティ団体で、ケアサービス受けている人々の生活を改善するために関係者の知識を共有することを目的に設立されました。そのサイトには、介護の方法やソーシャルワーク等に関するさまざまな情報が提供されています。そのなかで、盲ろうの認知症高齢者に対する支援の留意点についてのマニュアルが最近UPされましたのでご紹介します。

老化に伴って、視力と聴力が低下しますが、盲ろう者の団体Senseによれば、70歳以上の盲ろう者は英国に222,000おり、2030年までには、その数は418,000人になるとしています。当然、そのなかの一定の割合の人々は認知症も併発することになります。 しかし、盲ろうと認知症は症状が良く似ているために、適切に介護するには高齢者の状態を正しく見極め、その状態にあった支援をする必要があります。

このマニュアルでは、その方法について紹介しています。

関心のある方は、下のURLをご覧ください。(寺島)

http://www.scie.org.uk/publications/dementia/living-with-dementia/sensory-loss/files/deaf-blindness.pdf

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