[英国]病気の患者のための移送システム改善キャンペーン

リハ協ブログ2014年6月3日より転載

チャリティー団体の「トランスポート・フォー・オール(Transport for All)」は、ロンドンの交通機関のアクセシビリティーの改善を目的にしている団体であり、いろいろなキャンペーン活動を実施してきました。今回新しく始めるキャンペーンは、病気の患者のための交通手段の改善です。名付けて「待ちくたびれた-患者輸送(Sick of Waiting – Patient Transport)」です。

ロンドンでは、病気の患者が病院に行こうとしても適当な交通機関がないため予約の時間間に合わなかったり、病院から家に帰るのに数時間かかったりということがよくあるそうです。しかし、バスや電車は病人には使いにくい。患者向けの移送システムがあるにはあるが、機能していない。

このキャンペーンは、患者向けの移送システムの改善のために、移送を担当する業者との契約に際し、待ち時間などの最低基準を設けることを目的にしています。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

http://www.transportforall.org.uk/campaigns/patienttransportsow/

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