[英国]観光スポットのアクセシビリティ調査

リハ協ブログ2014年8月23日より転載

チャリティ団体のバイタライズ(Vitalise)は、1963年に創設され、障害者および家族のためにレスパイトケアを提供している団体です。このたび、英国の観光スポットのアクセシビリティの調査結果を公表しました。

調査は、英国内の人気のある観光スポット(例えば、英国博物館、ロンドン塔、ウェストミンスター寺院など)100か所に基本的なアクセシビリティ情報を提供してくれるように依頼したとのことです。その結果、チャリティ団体が何回もお願いしているにもかかわらず、52の観光スポットからしか返事がなく、また、そのうち、52%は完全には車いすに対してアクセシブルではないこと、25%は車いす駐車スペースがないこと、従業員が障害者に対する訓練を受けてているスポットは13%しかないこと、26%以上は基本的なアクセシビリティ情報をウェブページに掲載していないことなどがわかったとのことです。

くわしくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

http://www.vitalise.org.uk/about_us/press_office/shocks-findings-of-new-accessibility-survey

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