[英国]障害学生手当削減の影響

リハ協ブログ2014年7月20日より転載

このブログでも紹介していますように、障害学生手当(disabled students' allowance.:DSA)が9月から大幅削減される予定です。人材サービスのランスタッドは、障害学生200人にアンケート調査を行いました。その結果は、次のとおりです。

  • 大学によりDSAにかわる支援が実施されないかぎり、もし、在学中にDSAがカットされれば、79%の障害学生が大学を中退すると述べている。これを現在在学中の53000人の障害学生にあてはめると42000人が退学を余儀なくされることになる。これらの学生のうち、37%は課程を修了できないだろうと述べており、42%は退学の可能性が高いとしている。21%だけが影響はないと答えている。
  • 34%の学生がDSAがなかったら大学に入学していなかっただろうと答えている。36%はよくわからないとしている。30%はそれでも大学に入学したと答えている。
  • 76%の学生が障害学生は大学生活に障害のない学生よりもより費用がかかると述べている。

詳しいことは下のサイトをごらんください。(寺島)

http://www.randstad.co.uk/about-randstad/news/student-drop-out-threat/

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