[英国]障害者の住宅事情に関する報告書

リハ協ブログ2014年7月28日より転載

チャリティー団体のレオナルド・チェシャー・ディスアビリティ(Leonard Cheshire Disability)は、英国の障害者の住宅事情に関する報告書を公表しました。この報告書は、「自宅の実態(Home Truth)キャンペーン」で行われた調査結果を報告しています。報告書のタイトルは「隠れた住宅危機(The Hidden Housing Crisis)」です。

報告書によれば、2003年に1,010万人であった障害者人口は2013年には1,220万人に増加しており、そのうち、500万人が障害にあった住宅を求めているとのことです。

例えば、車いす使用者が2階建ての家に住んでいて、2階を使用できないために、寝室で寝ることができず、リビングで寝ている例、玄関や廊下が狭くて車いすによる移動が困難な例などが紹介されています。

報告書は下のサイトからダウンロードできます。(寺島)

http://www.leonardcheshire.org/campaign-us/our-campaigns/home-truths#.U9WshWccTQD

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