[英国]「ケアラーズ・ウィーク2018」が無償介護者の調査結果を公表

リハ協ブログ2018年6月11日より転載

2018年6月11日から17日に実施される「ケアラーズ・ウイーク2018」に先立ち、主催者が調査した無償介護者(unpaid carer)に対する調査結果を6月7日に公表しました。

「ケアラーズ・ウイーク」は、障害や心身の病気などをもつ両親、配偶者、子どもなどの家族、また、友人などを介護する英国内の650万人の無償介護者の健康維持と福祉を支援するための組織で年に一度キャンベーンを開催しています。

今回の調査は、現在介護を行っている英国内の介護者6,828人から回答を得ました。そのうち、障害のない子どもも同時に世話をしている人が786人、週に50時間以上介護している人が3,817人、女性3,287人、男性850人、障害児を介護している人865人などです。

主な結果は次のとおりです。

介護の結果、精神疾患になった人72%、身体的な疾患になった人61%、今後2年以内に精神的な健康が悪化すると考える人57%、今後2年以内に身体的な健康が悪化すると考える人58%、今後精神的な健康の悪化のために介護ができなくなると考える人35%、今後身体的な健康の悪化のために介護ができなくなると考える人43%。

詳しいことは、下のレポートをごらんください。

https://www.carersweek.org/images/Resources/CW18_Research_Report.pdf

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