[英国]4月からの障害者政策の改善内容

リハ協ブログ2018年5月9日より転載

英国雇用年金省(Department of Work and Pensions)のウエブサイトによれば、2018年4月に多くの福祉改革が実施されるとのことです。その中の障害者関連の改革では次のような内容が示されています。

  • ○アクセス・トウ・ワーク(Access to Work)の支援額の増額
  • アクセス・トウ・ワークは、職場適応、支援機器の購入、通勤支援、通訳配置など障害者の雇用を支援するための政策ですが、その支援額が4月1日から15000ポンド増額され、年に最高57200ポンドまで支援を受けられるようになりました。
  • ○ユニバーサル・クレジット(Universal Credit)が減額になる所得を3%増額
  • ユニバーサル・クレジットは、従来の、所得補助(Income Support)、求職者手当(Jobseeker's Allowance)、雇用・生活支援手当(Employment and Support Allowance)、就労税額控除(Working Tax Credit)、住宅給付(Housing Benefit)などを代替する制度として2013年から導入されています。就労による所得が高くなると手当額が減額される制度になっていますが、子どもや障害者のいる家庭の所得水準を上げて、より多く働いても減額されないようにしたとのことです。

くわしくは、下の雇用年金省のウェブサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.devdiscourse.com/Article/3455-uk-more-support-for-disabled-people-and-other-welfare-and-pension-reforms

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