リハ協ブログ2018年5月22日より転載
英国下院図書館(House of Commons Library)は、2018年5月8日、障害や移動困難のある公共交通機関利用者に適用される法的枠組みや政策を解説したレポート「障害者のための移送アクセス(Access to transport for disabled people)」を公表しました。
日本でもバリアフリー法の改正が話題になっていますが、英国でも公共交通へのアクセスは、大きなテーマになっていて、2020年1月までに、すべてのバスや電車はアクセシブルにすることになっています。しかし、大都市以外や地方では十分に対策が進んでいないことから、公共交通政策として法的にまた制度的にどのようなことが求められているのかを解説したものです。事業者向けの解説書です。
英国やEUのこれまでの取組や法的枠組みが詳しく解説されていて、英国の公共交通政策がよくわかって、参考になります。関係者必読です。
下院図書館のサイトは下のとおりです。
http://researchbriefings.parliament.uk/ResearchBriefing/Summary/SN00601#fullreport
レポートは下のサイトにあります。(寺島)
http://researchbriefings.files.parliament.uk/documents/SN00601/SN00601.pdf