[英国]CAAが「見えない障害」のある人を支援する際のガイドラインを公表

リハ協ブログ2018年10月22日より転載

イギリス民間航空局(Civil Aviation Authority:CAA)は、2018年10月15日、航空会社が「見えない障害」のある人を支援する際のガイドラインを公表しました。2016年11月に空港において「見えない障害」のある人を支援する際のガイドラインを公表したのに続き、今回は、英国に往来する航空機における支援についてのガイドラインを作成したものです。

EC規則(EC1107/2006)には、移動能力が減少したすべての人も同等に空の旅を保障されなければならないとされており、同規則に基づき航空会社に対するガイドラインを作成したとのことです。

対象になっている障害者は、具体的には、感覚障害(視覚、聴覚)、移動障害(肢体不自由)、知的障害、精神障害、学習障害など広範な障害を含み、さらに、これに限定されないとのことです。

内容としては、搭乗手の際の情報提供、搭乗拒否禁止、機内での対応、スタッフの訓練などについて書かれています。

ガイドラインは、下のCAAのサイトにあります。(寺島)

http://publicapps.caa.co.uk/docs/33/CAP1603Assistingpeoplewithhiddendisabilities.pdf

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