[英国]オフコムがラジオ放送局のマイノリティーの雇用状況を調査

リハ協ブログ2018年7月3日より転載

英国の独立通信監視機関であるオフコム(Ofcom)は、2018年6月13日、「ラジオにおける多様性と機会均等(Diversity and equal opportunities in radio)」というレポートを公表しました。

このレポートには、20人を超える従業員を雇用している16の組織を調査した結果が収録されています。この組織には、BBC、Baucer、Globalという3大ラジオ局も含まれています。

調査では、民族、障害者、女性というマイノリティーの雇用状況を調査しています。、

その結果、障害者に関しては、調査対象の1/3が障害について問うていないために、ラジオ産業の38%においては障害者についてのデータが得られない、自分は障害があると答えた従業員の割合は5%にとどまる、BBCの従業員の障害者の割合は8%である、民間企業の場合は1%であるというような報告がなされています。

レポートは下のサイトで読むことができます。(寺島)

https://www.ofcom.org.uk/__data/assets/pdf_file/0021/114861/Diversity-in-Radio-2018-Methodology.pdf

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