[英国]平等と人権委員会が国連障害者権利委員会に対するレポートを作成

リハ協ブログ2018年10月17日より転載

英国の「平等と人権委員会(Equality and Human Rights Commission)」は、2018年10月8日、「英国における障害者の権利の進展(Progress on disability rights in the United Kingdom)」というレポートを公表しました。

このレポートは、2017年8月に国連の障害者権利委員会が英国政府に行った勧告に対する報告の意味をもっています。障害者権利委員会は、勧告後1年の間に勧告に関して改善して点について情報提供をするよう求めていました。

「平等と人権委員会」は、2006年平等法に根拠をもつ、独立した国家機関で、国連からはAランクの評価を受けています。その機関が公平な視点でレポートを作成したものです。

レポートでは、勧告に示されていた、地域で自立して生活する権利(19条)、十分な生活水準及び社会保障(28条)、働く権利および雇用(27条)、偏見と否定的態度(8条および16条)などにおいて、英国政府が改善した点、および、依然として改善の必要性が残っている点などが書かれています。

詳しいことは、下のレポートをご覧ください。(寺島)

https://www.equalityhumanrights.com/sites/default/files/progress-on-disability-rights-in-the-uk-crpd-shadow-report-2018.pdf

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