[英国]運輸省が73の鉄道駅のアクセスを改善するための費用を支出

リハ協ブログ2019年4月24日より転載

2019年4月4日、英国運輸省(Department for Transport)は、73の鉄道駅のアクセスを改善することを発表しました。

英国では、運輸省が2006年に、「すべての人のためのアクセスプログラム(Access for All programme)」を立ち上げました。2006年から3億9000万ポンド、2014年にはさらに1億6,300万ポンドが追加されて、200以上の鉄道駅の段差をなくし、また、1,500の駅のアクセシビリティの改善を行ってきました。

2018年7月25日には、「インクルーシブな交通戦略(Inclusive Transport Strategy)」を発表し、「すべての人のためのアクセスプログラム」の拡張のために3億ポンドを支出することを約束しました。今回の73駅のアクセシビリティ改善は、その一環です。現在進行中の24駅に加えて実施されます。

鉄道駅の選択は、鉄道事業者の推薦、利用する障害者の数、病院などの存在、第三者による資金の利用可能性などを基準に選んだとのことです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.gov.uk/government/speeches/access-for-all-73-stations-set-to-benefit-from-additional-funding

menu