[英国]アルツハイマーに関する世界調査報告書

リハ協ブログ2019年9月22日より転載

2019年9月20日、アルツハイマーズ・ディジーズ・インターナショナル(Alzheimer’s Disease International:ADI)は、9月21日の世界アルツハイマーデーに先立ち、「世界のアルツハイマー報告書2019:認知症に対する態度(World Alzheimer Report 2019: Attitudes to dementia)」を公表しました。

同報告書によれば、世界155か国70,000人を対象にした調査により、つぎのようなことが明らかになったとのことです。

  • 3人に2人は、依然として、認知症は正常な老化現象のひとつであると考えている。
  • ヘルスケアの医療従事者の62%も、認知症は正常な老化現象のひとつであると考えている。
  • 医療従事者の50%以上が、自分の同僚が認知症の人を無視していることを認めており、33%の人が自分が認知症にかかった場合、医療専門家に話を聞いてもらえないと考えている。
  • 5人に1人が認知症の原因は運がなかったことであると考えており、ほぼ10%が神の意志であり、2%が魔術によると考えている。
  • 3秒ごとに世界の誰かが認知症を発症している。

ADIは、世界の100のアルツハイマー団体で構成されている連合体で、アルツハイマーの予防、ケア、インクルージョン、治療(将来)を目的にしています。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.alz.co.uk/media/190920

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