[英国]精神病院に入院中の学習障害または自閉症の入院患者のケースレビューを約束

リハ協ブログ2019年11月6日より転載

2019年11月5日、マット・ハンコック保健社会福祉長官(Health and Social Care Secretary Matt Hancock)は、今後12か月かけて、精神病院に入院している学習障害または自閉症のすべての入院患者2,250人について、ケースレビューすると発表しました。

本件については、以前にも紹介しましたが、英国においては、多くの学習障害または自閉症の人々が地元から遠く離れた精神病院に入院していることが問題になっており、今回の処置は、それに対応するものです。

政府は、各患者に、退院の日付を明らかにするか、それが適切でない場合、その理由を明確に説明し、地域への退院の準備を整える計画を提示することを約束しています。

この実施ついて、独立した委員会が設立され、ケアのさらなる改善と、できるだけ早くコミュニティに退院できるように、ケースレビューを監督します。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.gov.uk/government/news/all-inpatients-with-learning-disability-or-autism-to-be-given-case-reviews

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