[英国]脳卒中の後遺症者の生活に関する体験レポート

リハ協ブログ2019年8月22日より転載

2019年8月、脳卒中協会(Stroke Association)が「脳卒中の体験レポート 第2章 脳卒中のより広範な影響 脳卒中後の生活の再建(Lived experience of stroke report chapter 2 - The wider impacts of stroke Rebuilding lives after stroke)」を公表しました。

同協会は、2018年に、脳卒中の後遺症者およびその介護者10,000人以上を調査したとのことで、その結果をレポートにまとめています。2019年6月には、「脳卒中の体験レポート 第1章 脳卒中の隠れた影響(Lived experience of stroke report Chapter 1 - Hidden effects of stroke)」を公表しており、今回のレポートはそれに続く第2弾です。全部で4部作になる予定です。

今回の報告書には人間関係、仕事、収入などへの影響についてまとめられています。

例えば、脳卒中後遺症者の69%が脳卒中後に自立した生活が困難になった、37%が所得が減った、19%が出費が増えた、16%が労働時間が減った、15%が差別を受けたと回答しているなどの報告がなされています。また、後遺症者の体験事例が掲載されています。

レポートは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.stroke.org.uk/lived-experience-of-stroke-report

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