[英国]ジョセフ・ラウントリー財団が「英国の貧困2019-20」を発刊

リハ協ブログ2020年2月9日より転載

2020年2月7日、ジョセフ・ラウントリー財団(Joseph Rowntree Foundation)は、英国全土の貧困の性質、規模、人々への影響などをまとめた年次報告書「英国の貧困2019-20(UK Poverty 2019/20」を発刊しました。

同報告書によれば、最近の貧困者の特徴として、就労しているにもかかわらず貧困状態に陥っているひとが増えているとしています。また、地域格差があること、障害者やその介護者が家族におられる場合、一定の職種についている場合、民間の賃貸住宅に住んでいる場合などに貧困者が多いとのことです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。貧困線の定義も示されていて興味深く読むことができます。

なお、ジョセフ・ラウントリー財団は100年以上前にジョセフ・ラウントリーによって創設された財団で、彼は、福祉関係者なら誰でも知っている有名なヨーク市の貧困調査を行ったシーボーム・ラウントリーの父親です。(寺島)

https://www.jrf.org.uk/report/uk-poverty-2019-20

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