[英国]障害者団体等がアクセシブルな住宅の確保に公開書簡

リハ協ブログ2020年7月6日より転載

2020年6月30日、ハウジング・メイド・フォー・エブリワン(Housing Made for Everyone:HoME)という住宅および高齢者や障害者の団体による連合組織が、2020年6月30日、クリストファー・ピンチャー(Christopher Pincher MP)住宅大臣に対して、公開書簡を送りました。

その内容は、英国では、アクセシブルな家を増やす政策を実施しており、各自治体に対してアクセシブルな住宅を増やすことを求めています。アクセシブルな住宅には、①高齢者などが訪問できる、②高齢になっても住み続けることができる、③車いす使用者が住むことができる、④車いす使用者向けという4種類があり、新しく作る住宅は、最低限①としてなければならず、また、自治体は、住宅の建設計画で、それ以外の住宅の建設数を示すこととされています。

ところが、この方針に対して、住宅業界がコロナウィルスの影響でこの基準を緩和してほしいという要望を住宅大臣にたいして行ったことから、それを受け入れないように求める書簡を送付したというものです。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.habinteg.org.uk/latest-news/relaxation-of-planning-rules-would-lead-to-a-serious-shortage-of-accessible-homes-organisations-warn-1552

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