[英国]大ロンドン庁の運輸委員会がアクセシブルな輸送に関するレポートを公表

リハ協ブログ2020年4月2日より転載

2020年3月18日、大ロンドン庁(Greater London Authority)運輸委員会(Transport Committee)は、ロンドン市の公共交通のアクセシビリティーを改善するための勧告をまとめたレポートを公表しました。

首都ロンドンは、32のロンドン区およびシティ・オブ・ロンドンの33の地方行政区画により組織されており、ロンドン市長とロンドン議会から成る大ロンドン庁が地方自治を担っています。

同レポートのタイトルは、「段差フリーからストレスフリーへ(FROM STEP-FREE TO STRESS-FREE)」で、ロンドンの公共交通機関をアクセシブルでインクルーシブにするための様々な提言がなされています。

例えば、ロンドン交通局と各鉄道会社は、2020年8月までにビジネス計画にインクルーシブデザインをどのように取り入れたかを報告すること、同じく、アクセシブルな移動に関する統合された情報をリアルタイムに提供すること、同じく、共同して標準化されたスタッフ訓練方法を開発し実施することなどが提言されています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.london.gov.uk/about-us/london-assembly/london-assembly-publications/step-free-stress-free-accessible-inclusive-transport

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