[日本]コロナ禍における聴覚障害者の生活実態調査

リハ協ブログ2021年2月2日より転載

令和3(2021)年2月2日、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、「コロナ禍における聴覚障害者の生活実態調査」を公表しました。

同団体は、これまで、コロナ禍による視聴覚障害者の生活環境などの変化についてアンケートを実施し、広く社会に発信してきたとのことで、今回は3回目の調査になります。

調査は、2021年1月21日(木)~1月25日(月)まで、インターネット調査(WEB googleフォームにて回答)により実施され、回答者数は111名、回答者属性は、会社員105名、学生(大学院生含む)6名、10代1名、20代18名、30代14名、40代46名、50代23名、60代7名、70代以上2名とのことです。

調査結果によれば、「仕事や学習環境の変化への不便・不安」については、「不便・不安がある」と回答した人は6割、「オンラインでのコミュニケーションへの不便・不安」については、「不便」と回答した人が7割以上でした。一方、「オンラインでのコミュニケーションへのヒント・可能性」について、「オンライン化によりメリットがあった」と回答した人が7割近くありました。具体的には「資料共有されるようになった」、「チャットなどの文字情報の工夫が増えた」などが挙げられていました。

詳しいことは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://djs.dialogue.or.jp/news/20210202news/

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