リハ協ブログ2021年6月23日より転載
2021年6月22日、カナダ雇用・労働力開発・障害者インクルージョン大臣(Minister of Employment, Workforce Development and Disability Inclusio)が、カナダ障害者給付法(Canada Disability Benefit Act)案を議会に提出しました。
この法律は、労働年齢の障害者の貧困を減らし、経済的安定を支援するために障害者給付を制度化することを目的としています。そのために、政府が新しい給付金の創出と提供に積極的なアプローチを取ることを可能にするための規定を定め、また、所得税法の改正も行います。
法律正式名称は、「カナダ障害者給付を確立し所得税法を改正することで障害者の貧困を減らし財政的安定を支援するための法律(An Act to reduce poverty and to support the financial security of persons with disabilities by establishing the Canada disability benefit and making a consequential amendment to the Income Tax Act)」です。
カナダ政府は、2020年に、障害者インクルージョン行動計画(DIAP)の策定を約束していましたが、この給付は、その計画に含まれていました。
ちなみに、計画の主な内容は、次の3つです。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.canada.ca/en/employment-social-development/news/2021/06/000754—tabling-of-cdb-legislation.html
https://www.parl.ca/LegisInfo/BillDetails.aspx?Language=E&billId=11446219