リハ協ブログ2021年6月16日より転載
令和3年6月15日、内閣府は、令和3年版障害者白書を公表しました。
障害者白書は、障害者基本法(昭和45年法律第84号)第13条に基づき、政府が毎年国会に提出する「障害者のために講じた施策の概況に関する報告書」のことです。平成6年から発刊されおり、今年で 28 回目となります。
令和3年度版の特徴は、次の通りです。
- 新型コロナウイルス感染症対応、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機としたユニバーサルデザインや心のバリアフリー等の推進、障害への理解促進、障害者差別解消など各分野における障害者施策を掲載したこと
- 教育、雇用、生活、まちづくり、情報・意思疎通など、官民の取組、具体事例を 39 項目のトピックスで紹介
令和3年度版の目次は次のようになっています。
- 第1章 新型コロナウイルス感染症への対応 (新規)
- 第2章 東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けた動き (新規)
- 第3章 障害のある人に対する理解を深めるための基盤づくり
- 第1節 広報・啓発等の推進
- 第2節 障害を理由とする差別の解消の推進
- 第4章 社会参加へ向けた自立の基盤づくり
- 第1節 障害のある子供の教育・育成に関する施策
- 第2節 雇用・就労の促進施策
- 第5章 日々の暮らしの基盤づくり
- 第1節 生活安定のための施策
- 第2節 保健・医療施策
- 第6章 住みよい環境の基盤づくり
- 第1節 障害のある人の住みよいまちづくりと安全・安心のための施策
- 第2節 障害のある人の情報アクセシビリティを向上するための施策
- 第7章 国際的な取組
- 我が国の国際的地位にふさわしい国際協力に関する施策
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/index-w.html