リハ協ブログ2021年9月4日より転載
令和3年9月3日、デジタル庁は、GIGAスクール構想についてのアンケートの取りまとめ結果を公表しました。
同アンケートは、7月1日 (木)から31日(土)まで、教育関係者に対する「GIGAスクール構想に関する教育関係者の皆様へのアンケート」(9問)と児童生徒への「タブレットについてのアンケート」(3問)で構成されており、回答数は、前者が計42,333件、後者が計 217,077件で両方合わせて約26万件だとのことです。
とりまとめでは、アンケート結果の分析、そのなかの主な意見に対する国の考え方、学校現場での工夫事例等が示されています。
障害児童に関する意見では、次のようなものがありました。
「障がいのかたには読み上げ機能で何度も聞くことが出きるようにする」
[国としての考え方]
タブレットやPCの整備とあわせて、障害のある子供達が配られたタブレットやPCを効果的に活用できるように、1人1人に応じた入出力支援装置の整備をあわせて支援しています。入出力支援装置には、音声読み上げソフトも含まれており、その他にも点字ディスプレイ、音声文字変換ソフトなどのお金を支援しています。
特別支援学校の場合、端末の管理に関する責任を児童生徒に負わせるのは難しく、容易に持ち帰らせることができないのではないか。
端末の管理方法等については、特別支援学校の児童生徒の障害の状態、保護者や学校体制等の環境によっても変わってくるため、一概にお答えすることは難しいですが、障害のある児童生徒が1人1台端末を効果的に活用できるように支援することが重要と考えております。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.digital.go.jp/posts/NL3lOB9E