リハ協ブログ2021年10月30日より転載
2021年10月29日、社会開発省(Ministry of Social Development)は、障害者のための新しい省を設立することなどの障害者制度改革案を発表しました。
同省によれば、現在の障害者制度は断片化されているために、障害者が利用しにくくなっているとのことで、新しく障害者省(仮称)を設立し、障害者に対する支援やサービスに責任を持ち一元的に管理にするというものです。
この障害者制度改革案には、障害者省(仮称)に加えて、全国規模での障害者支援サービスにおける「良い生活アプローチ(Enabling Good Lives approach」の導入、ニュージーランドアクセシビリティ法案(Accessibility for New Zealanders Bill)、アクセシビリティ監理委員会(Accessibility Governance Board)の設立等が含まれています。
内閣の承認が得られれば、2022年7月1日に新しい障害者省(仮称)が設立されるとのことです。必要な予算は500万ドルで、社会保障サービスのうち、障害者サービスが同省に移動します。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://msd.govt.nz/about-msd-and-our-work/publications-resources/information-releases/cabinet-papers/2021/disability-system-transition.html