リハ協ブログ2022年11月29日より転載
令和4年11月29日、文部科学省は、令和4年度子供の読書活動の推進に関する有識者会議(第6回)を開催しました。
同会議は、「子どもの読書活動の推進に関する法律」(平成13年法律第154号)に基づき概ね5年に一度改定されている「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」(以下、基本計画。)に各分野における有識者からの意見を継続的に聞く会議として令和4年6月7日に設置されました。
現行基本計画は令和4年度に終了することから、令和5年度からの次期基本計画の策定に向けて、検討を進めてきました。今回の会議において論点まとめ(案)が提示されました。
論点まとめ(案)のタイトルは、「子供の読書活動推進に関する有識者会議論点まとめ(案)~全ての子供たちの可能性を引き出す読書活動の推進~」となっており、目次は次のようになっています。
障害児者に関しては、障害児のためのアクセシブルな書籍及び電子書籍の充実、障害者が図書館を利用しやすくするために各館の資源の共有や人材の交流の推進、デジタル社会に対応できる人材の育成、手話・筆談等によるコミュニケーションの確保・介助・代読サービスなど障害児と保護者に対する図書館サービスの実施などが示されています。
今後、令和5年1月~3月にパブリックコメントを経て第5次基本計画が閣議決定される予定です。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/045/giji_list/mext_00009.html