リハ協ブログ2022年12月7日より転載
令和4(2022)年12月6日、文部科学省は、生徒指導提要(改訂版)を公表しました。
生徒指導提要は、「小学校段階から高等学校段階までの生徒指導の理論・考え方や実際の指導方法等について、時代の変化に即して網羅的にまとめ、生徒指導の実践に際し教職員間や学校間で共通理解を図り、組織的・体系的な取組を進めることができるよう、生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書」として作成されています。
平成22年に始めて作成されましたが、学校・生徒指導を取り巻く環境が大きく変化し、生徒指導上の課題がより一層深刻化している状況にあることから、生徒指導の基本的な考え方や取組の方向性等を再整理し、今日的な課題に対応していくため、12年ぶりの改訂を行ったとのことです。
同書の目次は下のようになっています。300ページのボリュームがあります。
障害児関連では、全体を通して記述がありますが、「第12章 性に関する課題」において、性同一性障害について、また、「第13章 多様な背景を持つ児童生徒への生徒指導」においては、発達障害について項目を立てて記述されています。
現状では、デジタルテキスト版のみの公開とのことですが、教育委員会等からの要望ガアリ、今後、冊子版も作成することを検討しているとのことです。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1404008_00001.htm