[法務省]長崎刑務所知的障害受刑者処遇・支援モデル事業に係る協定締結式を実施

リハ協ブログ2023年1月1日より転載

令和5(2023)年1月16日、長崎刑務所内で、日本福祉大学と法務省矯正局が「長崎刑務所における知的障害者受刑者処遇・支援モデル事業の効果検証等に関する連携協定書」おいて締結式が執り行われました。また、同時に、長崎県、諫早市、長崎刑務所の3者も受刑者支援のための地域連携協定を締結しました。

法務省矯正局が令和2年度に報告した特別調査によると、全受刑者のうち知的障害受刑者は全国で1,345名おられるとのことで、これらの受刑者の再犯期間が短く、福祉的な支援が必要とのことで、長崎刑務所では、令和4年10月から刑事施設では全国で唯一「社会復帰支援部門」を設置して、知的障害受刑者を対象にした処遇・支援モデル事業を実施しています。

モデル事業は、九州各県の刑務所から約50人を長崎刑務所に集め、職業訓練や療育手帳取得など社会復帰の支援を行っています。社会福祉法人南高愛隣会が業務委託を受けて実施しています。

今回の協定締結式に合わせて、長崎刑務所の内覧会も実施されました。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
日本福祉大学:https://www.n-fukushi.ac.jp/news/22/230120/23012001.html
長崎県:https://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/591329/index.html
南高愛隣会:https://www.airinkai.or.jp/service/tsumi

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