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被災地支援センター

つながろう仲間たちと ささえようみんなのチカラで

熊本支援センターニュース「火の国がんば」No.15

日本障害フォーラム(JDF)熊本支援センター

2016年8月29日発行(毎週月曜日発行)

熊本支援センター TEL 096-285-8569 FAX 096-285-8591 E-mail jdfkumamoto@gmail.com

(FAXは、工事が必要なため、9月2日~およそ2週間程度使用できません)

(〒861-8039熊本県熊本市東区長嶺南2丁目3番2号 熊本県身体障がい者福祉センター1階プレイルーム)


9月1日から引越作業をします

 第18クールの皆さんは、集合場所が下記に変わりますので、お間違いが無いようお気をつけ下さい。

※新住所 〒861-8039 熊本市東区長嶺南4丁目4-60長嶺ステップⅡ-2号
「長嶺団地」バス停より徒歩3分(熊本駅→熊本市電水前寺公園→都市バス水前寺公園前県立図書館入口
→熊本都市バス【県1】または【県3】に乗り換え、長嶺団地下車。)

~第16クール(8月21日~8月27日)支援活動報告~

片付け支援の様子

被災地障害者センターくまもと(支援スタッフ 兵庫県・岡本 東京都・鈴木 福岡県・岩崎)
今回の震災に限った事では無いと思いますが、震災SOSチラシ等をきっかけに何の支援ともつながりの無かった方の現状やニーズが明らかになってきました。 認知症の母と共に震災にあい、どう生活を再建したら良いのか途方に暮れる方。 罹災証明申請や家財の処理・片付けに支援が必要な方。それらは潜在的ニーズのほんの極一部だと思います。 私達は元来、支えあい助け合って初めて生きていける存在だと思います。 日常から、何らかの支援のつながりを構築していく事の大切さを改めて痛感させられました。

 

益城町総合体育館・避難所支援(支援スタッフ 岩手県・小山 大阪府・中村)
避難所の様子 益城町総合体育館は町内の避難所が集約され、現在500名ほどの方が生活をされています。 今まで避難所生活を続けなければならなかった方々が、なぜココにいらっしゃるのか?という背景を探り出し、 最終到達地点へその方が歩んでいくためには何が必要なのか? という事を対象者の目線に合わせ考えることが必要な場なのだと思います。 災害が起きた場所でも…しんどい人たちが沢山いる場所でも…立場の弱い人や声の小さい人の願いは見過ごされがちになります。 声を出せない人たちの声を聴きだし、その方たちが一歩でも前に進めるようになるために、 同じ思いを持つ人たちの継続的な支援が必要だと思います。 ここは私たちの普段の実践での視点が試される場所だと強く感じました。

 

にしはらたんぽぽハウス(支援スタッフ 鹿児島県・谷口 京都府・佐々木 福岡県・木村)
たんぽぽハウスのスタッフの皆さん たんぽぽハウスは20名程度のなかまが穏やかな雰囲気の中で生活をされています。 今回は食事提供支援の補助を行ないました。 特徴的な事は近隣で復興作業をされている一般の方々も昼食を食べに足を運ばれます。 安心・安全な食事提供を行うためにはどうすればよいか等行き帰りの車の中で担当者同士、話をしながら進めてきました。 食事をされた方々が「美味しかったで」と一言声をかけてもらえた事と熊本のために微力ながらも役割を果たせた事が嬉しく思います。

 

ワークセンターやまびこ(支援スタッフ 和歌山県・福田)
屋外で作業中のワークセンターやまびこの皆さん 現在、ワークセンターやまびこの利用者さん達は、穏やかに過ごされている方が多かったです。 その理由のひとつとして、作業所が震災直後から「元気だったら、おいで」と集まれる場所があった事と、 みんなで炊き出しをして、ご飯を食べた事が良かったと伺いました。しかし、まだまだ夜眠れていない。 夜になると吐き気が出てくるなど、不安定な方もいらっしゃいました。 そのような不安が少しでもなくなる様に、しっかりとコミュニケーションを取って話を聞き、 心に寄り添う支援をしていかないといけないと感じました。

 

マーシー・リリーフによる福祉事業所支援の事業が開始されました。

シンガポールの支援NGO「マーシー・リリーフ」の支援金による、福祉事業所の施設・設備の改修支援が行われています。 支援先事業所からは感謝の声が寄せられています。


=JDF関係者のみなさまへ=

<派遣支援員を募集しています>

障害のある人の暮らしの支援や避難所での生活支援、被災事業所での活動支援等をおこなっています。

主な活動

☆被災地障害者センターくまもととの協力(生活支援等)☆益城町総合体育館避難所支援 ☆事業所支援 ☆その他

・3年以上の福祉職経験者を募集します。

・日曜日14時に集合し、次の土曜日(7日間)11時頃に解散となります。

・集合場所:JDF熊本支援センター(熊本県身体障害者福祉センター1階・プレイルーム)
 (9月4日(日)第18クールより、活動拠点が移転します。お間違い無きよう!!)

※支援員の派遣は当面12月末まで延長します。その後も3月末までの体制を準備しますので、ぜひともご協力をお願いいたします!!

 ※現地のニーズに応じた活動を展開するため、予定が変更となる場合があります。ご了承ください。

 

<募金にご協力ください>  益城 全壊率最大87% 阪神大震災を上回る
【2016年8/25日付け 熊本日日新聞】

 被災した障害のある人、事業所への支援活動や訪問調査などを行なうための費用にとさせていただきます。 ご協力お願します!

 

■ 銀行振込:ゆうちょ銀行
 ○一九(ゼロイチキュウ)店
 当座:0750236
 口座名:日本障害フォーラム災害支援金

 

■ 郵便振替口座:00120-2-750236
 口座名:日本障害フォーラム災害支援金

 日本建築学会は24日、熊本地震で連続震度7を記録し、 最も被害が大きかった益城町中心部の建物2340棟の被害調査結果を公表した。 対象エリア(約160㌶)を100㍍四方に分けて分析したところ、 既存建物に占める「全壊率」が最大87%に達し、1995年の阪神大震災を上回った場所がみられた。 全体の全壊率も24%で、熊本地震による被害の大きさがあらためて裏付けられた。 県道28号の南側に、全壊率が40%を超えるエリアが続く「被害の集中帯」が確認された。 調査団のメンバーで九州大の神野達夫教授は被害が集中していた場所の地震の強さは 阪神大震災などを越えていたとの見方を示した。 益城町の建物全壊率の図 建物年代別に分析すると、耐震基準が大きく改正された、 81年以前の建物が多く古くからの宅地で被害の集中帯が生じたとの見方がある。

 

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