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被災地支援センター

2017年度12月仮設住宅「地域支え合いセンター」における活動記録一覧

12月(益城町・御船町含む)

日程 主な活動内容
2017年12月1日 AM、PM 巡回
○仮設団地の自治会についての話を聞く。団地内に3つの自治会があり、それぞれに集会所がある。 話を聞いた方が属する自治会は65世帯だが、自治会長、副会長は仕事で不在のことが多く、 各住民同士が自主的に判断して、むしろフラットな関係で各種の活動などを企画実施している。 この規模の自治会だと動きやすい面もあるとのこと。
2017年12月4日 AM センターの相談員全員で情報交換会
PM 仮設住宅(2か所)でラウンド
○A仮設住宅では、55戸中53戸が入居。来年3月までに14世帯が退去予定。 自宅再建の予定者も多いが業者が確保できない状況。4世帯はまったく(退去の)見通しが立っていない。 がんなどで療養中の方、健康状況や生活状況に課題がある方などを引き続き訪問した。
○B仮設住宅では、42戸中42戸が入居。自宅再建予定が16世帯。 災害公営住宅入居希望が11世帯。団地入居希望が3世帯。その他は賃貸物件を探しているが、1世帯はまったく見通しがたたない。 がんなどで療養中の方、知的障害があって他の住民とトラブルが起きている方、精神障害のある方などを引き続き訪問した。
2017年12月4日 仮設住宅ラウンドを行った。
○後期高齢者の医療費・保険料の減免が9月末で終了したため、今後の支払いに不安がある方がいる。 来年に障害年金を申請するが、すぐに出ないと支払いが滞ってしまう状況である。
2017年12月8日 AM、PM 巡回
○継続的に関わっている世帯の相談や、新たに知り合った精神障害のある方の訪問を行った。
2017年12月11日 AM、PM 巡回
○継続的に関わっている方の巡回訪問を行った。このうち、認知症の夫を介護している方(妻)が、自身も介護申請したとのこと。
2017年12月15日 AM、PM 巡回
○継続的に関わっている世帯の巡回訪問。
○先日報告した移動図書館のサロンをしている団体の方と話をした。 住民が本を「選ぶ」という機会があることや、住民が自由に過ごす場を提供することが、多くの住民が集まる理由ではないかとのこと。
2017年12月18日 AM、PM 巡回
○脳梗塞で急遽入院された方や、県道拡張予定地に土地を所有されている方、その他継続的に関わっている方の訪問と対応を行った。
2017年12月18日 AM 巡回、仮設住宅訪問
PM 巡回
○下肢障害のある70代の方とお話しした。災害公営住宅に関する住民説明会で行政に要請を行ったが、 実際に住宅がどの程度バリアフリーに設計されるのかを気にされている。 設計図が出来上がった後では変更は困難だと思われ、その前にどのような設計がなされるかを知りたいとのこと。 復興計画に「ユニバーサルデザイン」は触れられているが、どの程度具体的に実現されるのか、 改めて要請し相談する必要があるのではないか。 なお、のちに問い合わせたところ、ご本人から直接役場の担当課に問い合わせることも可能とのことであった。
2017年12月22日 AM、PM 巡回
○住宅の修繕を、ボランティア団体に依頼したという例があったが、 そのボランティア団体は、引き受けてはくれたが、地元の専門業者との折り合いを気にする発言があったとのこと。 ボランティア団体の活動が、地元の専門業者の仕事を減らしてしまうという苦情が出る例は、他の分野でもあるようだ。
2017年12月25日 AM、PM 巡回
○70代から80代の精神障害のある方、要介護の方の訪問を行った。 そのうちお一人は、震災後、息子さん夫婦のお宅に一時住んでおられたが、 今は仮設住宅住まいで、「気を使わなくてよい」とのことをおっしゃっていた。
○高齢の数名の居住者から、正月を子どもの家で過ごすとの話をきいている。 地震の前は、正月になると旧居に子、孫たちが集まっていたが、今は子が迎えに来て、子の家に招待してくれるとのこと。
2017年12月29日 AM、PM 巡回
○60代から80代の身体障害や精神障害のある方、要支援の方の訪問を行った。
○災害公営住宅への入居を希望されていた方が、建設予定地の交通の便が悪いことが分かり、 ご家族から支援を受けて元の自宅の場所に住宅再建することになったとのこと。
○災害公営住宅の仮申込書が、仮設住宅の各戸にも届いている。 仮申込をした人でないと、本申込はできないとのことである。


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