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被災地支援センター

2015年4月JDF宮城訪問活動記録

訪問日 支援&活動場所 訪問先 活動内容 コメント
4月X日 女川町内 仮設住宅 身体障害者(男性)宅訪問 女川町保健センター支援員訪問中だった。 膝関節症を患っているが、以前支援したサポーターが伸びきってしまっている。 膝をかばおうとしてか、立ち上がりに転び腰椎損傷、コルセットをしている。 自宅は再建中で転居はまだ先になる。 次回、サポーターを持っていく。
女川町内 復興住宅 外観のみ。 人通りはなく、警察官がパトロールしていた。周りに商店などはまだ何もなく、造成中。  
女川町内 仮設住宅 身体障害者(男性)宅訪問 以前支援したインターホンが使えなくなっていた。 乾電池を取り換えても使えない状態。 住人の半数くらいは転居している。 M住宅へ転居は決まっているが、今なお造成中。完成は29年~30年になる。 その間住人が少なくなれば、仮設集約があるかもしれない。 次回、インターホンを付け替える。
きらら女川 最近の様子を聞いた 製品の売れ行きは好調。 パン、かりんとうに加え、女川の海産物加工にも力を入れている。 (わかめ、さんま、ほたてなど)新鮮解凍のための酵素は特許を持っている。 かりんとうの大量注文に応じるため、箱が山積みになっており、袋詰め作業が忙しそうだった。 さんまパンのキャンペーンソングが新しくなった。 今後も連携していく。
こころ・さをり 最近の様子を聞いた 事業所再建の目途がついて、これからやっと入札できることになった。 就労B型と地活で活動、スタッフ5~6人で対応していく。 仮設住宅にいるある利用者は、父親の就職も決まらず、生活再建の見通しが立っていない。 多くの人が未だ課題を抱えている。 国連防災世界会議の時の販売は好調だった。 今後も連携していく。
4月X日 石巻市内 仮設住宅 自治会長 訪問 全15戸中現存は13戸。 2戸の人たちは自宅再建、息子宅への同居で移転した。 少なくてもあと1年はここで生活する人が多い。 2代目の自治会長。精神的なストレスを抱えた人たちとのやり取りで困難が続いている。 警察や消防、社協など既存の相談窓口へ相談したが状況は変わらず困っている。 みんなでここを出るまで何とか頑張りたいと思っているが、住宅再建の目途はまだ立っていない。 こちらからも支援窓口へ働きかけてみる。
石巻市内 団地 訪問 全7戸。車が1台停まっていたが、どの家も不在のようだった。  
石巻市内 団地 自治会長 訪問 全24戸。車は10台くらい停まっていたが、人影はなかった。自治会長自身、病気による身体障がい者。 このところ調子が悪いが、時々甥が来て買い物等手伝ってくれている。 バスは通っているが、本数は少なく病院や買い物に行く手段はタクシーに頼らざるを得ない。 復興住宅への入居が決まった。 可能な範囲で移動支援を行う。
石巻市内 団地 民生委員 訪問 全164戸。訪問時、救急車が停まっていた。 1年前に自治会がなくなったため、民生委員が見守りをしている。 障がいがある人はいるが、そのことで相談を受けたことはない。 チラシを渡し、何かあったら連絡をもらう。
石巻市内 団地 全自治会長 訪問 全41戸。公園の東側と西側に分かれて建っている。 自治会長を西側の人に引き継いだ。地区長さんがとてもいい人でまとまっている。 月2回のお茶会も継続している。 石巻の仮設の中でもうまくいっている方で安心して生活している。 チラシを渡し、何かあったら連絡をもらう。
避難道(三陸自動車道への避難階段) 見学 通常は施錠されており、非常時にプラスティックを叩き割って開錠する仕組みになっている。階段のみ。  
4月X日 宮城県サポートセンター支援事務所 所長 訪問 情報交換 5月の本部会議後、今後の連携体制を整える。
仙台市内 仮設住宅 身体障害者(男性)宅訪問 災害公営住宅の抽選結果は落選だった。 仙台市の生活再建支援員から市営住宅や民間アパートの情報をもたっらので、今後検討していく。 万歩計をつけて少しでも歩くようにしたいと思っている。 散髪し、ひげも剃っていたので表情は明るく見えた。 何かあったら連絡をもらうことにした。
身体障害者(男性)宅訪問 障害支援区分が変わり、ヘルパーの支給時間が減ったため調理してもらえなくなった。 朝と昼はパンなどを食べ、夜はコンビニのお弁当を配達してもらっているが、飽きてしまう。 配食サービスなど、資源を確認してみる。
身体障害者(女性)宅訪問 具合が悪くて休んでいた。災害公営住宅の結果は落選だったが、今後の見通しはまだない。 最近調子が悪いので、また話ができそうなときに訪問してもらいたい。 様子を見て連絡をもらうことにした。
仙台市 民間借り上げ住宅 重症心身障害児(女性)宅訪問 食事作りに必要なブレンダーを届けた。 今日、体調を崩したと支援学校から連絡が入り、病院に行ってきたが大事に至らず済んだ。 今後も何かあったら連絡をもらうことにした。


写真1
石巻市赤羽根団地 訪問中
写真2
仮設の看板も傷んできています。
写真3
石巻市蛇田 造成地区
写真4
復興公営住宅
写真5
みなし仮設で生活されています。
食事作りに不可欠なブレンダーを支援しました。

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