被災障害者を支援する為の情報を掲載。

JDF災害総合支援本部

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被災地支援センター

支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で!
みやぎ支援センターニュース (ゆい)No.42

日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部

【2011年9月7日】
本部センター 仙台市青葉区五橋2-12-2
電話:080-4373-6077 FAX:022-266-0292

東部センター 涌谷町本町99-7
電話:0229-43-6639 FAX:0229-43-6685
メール:jdf.miyagi@gmail.com

北部センター 登米市東和町・若葉園内 電話:090-8349-9403
メール:jdf.miyagi.hokubu@gmail.com
ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html


障害のある方との対話数1,494人
延べ支援員数        684人

      9/7現在

第4回女川町行政との定期ミーティングが行われました!

女川町保健センターの写真

 今回で第4回目になるJDFみやぎ支援センターとの女川町との定期ミーティングが8月31日、女川町保健センターにて行われました。JDFからは2週間の活動報告を行い、今後の移動支援に関しては、リフトバスの確保などについても調整してゆく方向を確認しました。
 女川町からは、仮設住宅の風呂場での転倒防止の突っ張り棒、滑り止めマット等の支援物資要請がありました。また、仮設住宅の建設は9月末から10月末になるとの見通しが示されました。その他、ヤマト福祉財団助成金に関する質問が出された他、JDFの今後の活動予定も確認。町広報にJDFみやぎ支援センターの活動を知らせるチラシを折り込み、全戸配布することや、支援の基本方向などについて意見交換しました。


新たな事業所での支援がスタート

ワークショップひまわりでの支援の様子

 北部センターでは9月5日(月)から新たに就労継続支援B型・就労移行支援事業「ワークショップ ひまわり」への支援がスタートしました。初めてということで少し不安でしたが、利用者・職員の皆さんが明るく出迎え、積極的に関わって下さいました。私は、クッキーの袋詰めや、シール貼り、グラム量りを利用者の方に教えて頂きました。職員の皆さんからは「利用者の皆さんは自分が学んだことを『教える』という経験が大きな力になっています。また支援者が増えることで利用者の皆さんも、活動に参加出来る機会が増えて喜んでます。」と言っていただき、とても嬉しかったです。休憩中は仕事の時の顔とは打って変わり、和やかな雰囲気の中でおしゃべりやトランプ、折り紙等、親しく交流することが出来ました。「頑張っていることを見てもらいたい」と、いつも以上に熱心に掃除をされたり、おしゃべりが苦手な方も自ら得意な折り紙で色々と作って下さりプレゼントしてくれるなど、普段と違う一面を見せていると聞き「私も何か力になれたのかな?」とうれしく思いました。(静岡 舩越 友佳理)


車椅子をお届けいたしました

届けられた車椅子の写真

 女川町旭ヶ丘北側地区仮設住宅にお住いの障害のある方より、「室内用車椅子を津波に流され、回収したが、錆で使えなくなった」との相談がありました。また、普段から外出もよくされ、乗用車に車椅子を積んで出かけておられたのですが、その乗用車も流され、「軽自動車に替えたら、車椅子は後部シートを倒さないと引っかかり積めないので、ハンドルを折りたためるものが欲しい」とのことでした。丁度、JDFにご要望通りの車椅子がありましたので、持参したところ、気に入っていただき、日々介助に苦労されている奥様にも喜んでいただきました。今後ともいろいろなニーズに対応していけるように取り組んでいきたいと思いました。
(第24クール支援員 大谷敏晃)


支援のあしあと

 前クールの支援員の皆さんから引き継ぎを受け、初めて自分たちだけで支援を行うことになって、しっかりと責任を果たさなければならないという気持ちと共に、ちゃんとできるのかという不安もわきました。そうした中、不安を払拭し、わが身を振り立たせることがありました。怪しい団体が来たぞといわれることさえある現実の中で、ある仮設住宅を訪問したときに、82歳で内臓疾患を抱える身体障害の方が「玄関先で話すのもなんだから・・・」と快く室内に入れてくれたのです。こちらの身を疑うこと無く接し、しっかりと話を聞いて、一番茶を3杯も入れてくれる等、頭が下がる思いでした。私がどんなに嬉しかったか想像してください。支援の際に困難が生じても、こちらが誠意をもって接すれば必ず応えてくれます。そのことを私は皆さんに伝えたいと思います。 (斎藤 修 福井から)

 9月2日~11日までJDFの活動に参加させて頂きました。震災から半年経った被災地は今もテレビで観た状況を思い出させる光景でした。一人一人にそれぞれドラマがあり、私たちにそのドラマを聞かせていただき、起こった真実を伝える役でもあると思います。『今できることは何か』、そう思った方は被災地に行くと様々な場合に出会えると。皆さんの力が必要です。手を挙げて行動すれば被災された方もそれに応えてくれると思います。(逆瀬川 浩二 愛知から)


◆被災地派遣支援員を再募集!◆

○活動内容
支援員・・・訪問によるニーズの掘り起こし、ニーズへの対応など。
事務局員・・・電話相談、ニーズの調整・対応、会計、庶務、広報など。
○活動場所
みやぎ支援センター(遠田郡涌谷町)・みやぎ北部支援センター(登米市)
原則7~10日間の支援期間が可能な方、ご連絡お待ちしています。080-4373-6077。


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