被災障害者を支援する為の情報を掲載。

JDF災害総合支援本部

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被災地支援センター

支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で!
みやぎ支援センターニュース (ゆい) No.48

日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部

【2011年9月30日】

本部センター 仙台市青葉区五橋2-12-2 電話:080-4373-6077 FAX:022-266-0292

東部センター 涌谷町本町99-7 電話:0229-43-6639 FAX:0229-43-6685
メール:jdf.miyagi@gmail.com

北部センター 登米市東和町・若葉園内 電話:090-8349-9403
メール:jdf.miyagi.hokubu@gmail.com ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html

南三陸町産業振興課・水産業係長の講演

写真1:南三陸町産業振興課
水産業振興係長 太齋 彰浩氏
写真1

 9月25日若葉園にて、南三陸町産業振興課 水産業振興係長 太齋 彰浩氏よりご自身の体験された震災、そして復興についてお話して頂きました。ご自身の被災体験を踏まえた上での避難所の運営について、行政だけで運営することの難しさ、そして様々な人が居る中での連絡・意思疎通の大切さ、また様々な人との連携によって避難所が成り立っていた事について話されました。
 また、今後の復興の見通しについて、国の支援やヤマト福祉財団の助成金が降りたことで水産業の具体的な復興に弾みがついたこと、また今後の町の方向性などについて詳しいお話をしていただきました。 また講演を聴きに来られていたのぞみ福祉作業所の畠山所長より、我々JDFのメンバーも福祉の視点だけではなく、様々な視点から南三陸を見て、南三陸がどう復興しているのか感じてもらえればとのお言葉も頂きました。
 その後、太齋氏と共に実際の復興現場を見学し、どこから復興を進めているのか直接見ることができました。
 震災の悲惨さを伝えることも大事ですが、これからの復興について我々ボランティアも知ることの大切さ、そして悲惨さだけではなく、復興している様子をそれぞれの地元に持ち帰り、伝えることも大切なことだと感じました。


写真2:(左)仮設魚市場の工事風景(9月25日現在)(右)(10月1日現在)写真2


支援のあしあと

JDF引越しセンター???

写真3:みやぎ支援センター 27クール
(左)酒井宣雄さん(埼玉・入間東部みよしの里)(右)綾部英樹さん(福岡・大成園)写真3

 石巻市の避難所の多くが10月で閉鎖するということで、今、東部支援センターには「避難所から引っ越したいので手伝ってほしい」という依頼が頻繁にきています。ほとんどが仮設住宅への引っ越しです。震災から7カ月経ち、一部では瓦礫の撤去も進み、街中では普通に買い物ができる状態になっています。しかし、避難所には未だたくさんの方が残っていて、その多くが高齢や障害を理由に、単独で移動できない状態にあります。東部支援センターには、車イスごと乗れるリフト付きの車両もあるので、そういった方々からの依頼に少しでも多く応えようと奔走していますが、まだまだしばらくは依頼が絶えそうにない状況です。
 一人の支援員が皆さんのお手伝いをできる期間は一週間あまり。その一週間でたくさんの「ありがとう」の言葉をいただき、嬉しい思いをしましたが、それ以上に、「あのおばちゃんは無事に仮設に移れるだろうか」「仮設に移った後、色々困ったりしないだろうか」というような思いをたくさん残しました。そういった思いも、次のクールの支援員に引き継いでいきたいと思っています。


南三陸町、ヤマト福祉財団「東日本大震災生活・産業基盤復興再生助成事業」の助成決定!

 JDFの情報から「宅急便1個につき10円」の寄付他をもとにヤマト福祉財団が被災地への復興再生支援を行う助成事業に、南三陸町が申請した水産業基盤施設緊急復興事業(事業総額5億2500万円、申請額3億6500万円)が選定されました。一刻も早く水産業復旧を進め、女性、障がい者、高齢者の社会参加を促す町づくりを目指しています。

障害のある方との対話数 1548人
延べ支援員数        722 人

◆被災地派遣支援員を再募集!◆

○活動内容支援員・・・訪問によるニーズの掘り起こし、ニーズへの対応 など

○活動場所 みやぎ東部支援センター(涌谷町)から女川町・気仙沼市・南三陸町等


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