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JDF災害総合支援本部

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被災地支援センター

支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で!
みやぎ支援センターニュース (ゆい)No.54

日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部

【2011年11月12日】

本部センター 仙台市青葉区五橋2-12-2 電話:080-4373-6077 FAX:022-266-0292

東部センター 涌谷町本町99-7 電話:0229-43-6639 FAX:0229-43-6685
メール:jdf.miyagi@gmail.com ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html

障害のある方との対話数  1577人
延べ支援員数         789人

        11/11現在


「のぞみ作業所の感謝祭に招待されてきました!」

のぞみ作業所の皆さん

 11月10日(木)のぞみ作業所の方達のご厚意で、(旧)のぞみ作業所での感謝祭に参加させていただきました。
 開会のあいさつのなかで、畠山所長が震災後、津波によってのぞみ作業所の全てが流されてしまったときの事、 旧のぞみを現在の敷地内に移設した経緯についてなども話されていました。
 最後に「旧のぞみのでの活動は最初の一歩です。 これからがのぞみのスタートになります」と涙ながらに話される姿に私達も涙がこみ上げてきました。 今回の支援のなかで「地域の方達の絆」の強さ・大切さを感じることができました。 (沖縄県 島袋剛)


「南三陸町社会福祉協議会講演会の様子」

南三陸町社会福祉協議会講演会の様子

 東北大学大学院社会学研究室の本間輝雄先生の「これからの地域福祉について」 の講演会に参加することができました。  最初に今回の地震による被害や阪神淡路大震災からの教訓を話されていました。
これからの復興には支援者からの力も必要だが、行き過ぎた支援は復興の妨げになることもある為、 『地域の力』が必要で、お互いに繋がりを強くして助け合い、地域の方自身が自らの力で復興していくことが大切だと話されていました。
 講演後、意見交換会がありその中で、様々な事業所の枠を超えて意見を出し合い、地域の復興について毎月、話し合いの場を持つことになりました。 こういう話し合いを定期的に持つことで、これからの南三陸町の復興における中で、とても大きな可能性を感じることができました。(沖縄県 上里達哉・照屋圭佑)


消えた陸前高田市

瓦礫が撤去され、何もない陸前高田の町の様子

 ひまわり作業所に通わせて頂いた私達は、所長様のご厚意で、今回は陸前高田を視察させてもらう事が出来ました。 復興が進み、瓦礫が撤去され、町はまるで消しゴムで消されてしまった様な、何もない風景でした。瓦礫などが残り散乱している町を見た時の怖さとは違い、全てが無くなってしまった町では砂埃と冷たい風が、とても寂しい気持ちにさせました。ここで、見て感じた事をそのままに持ち帰り、たくさんの人へ伝えて欲しいという言葉を胸に刻み、少しでも多くの人へ伝える事が自分達の使命、今後の支援に繋がるのでは!と強く感じました。(愛知県 石井紀行)

支援のあしあと


「被災地への一歩」

 震災が8カ月たった現在、支援員として視察で被災地を訪れた最初の一歩目に言葉も思考さえも止められてしまいました。 少しずつ少しずつではありますが復興が進んでいると話は聞いていたものの現状は私の想像以上のものでした。 支援にて事業所や地域の方との話を聞く機会が多く、とても目をつぶりたくなるような話で辛いものでしたが、 それでも実際その場を体験した地域の方々や各事業所の方など皆で力を合わせている団結力の強さを実感させられましたし、 ベッドを取り換える支援・服薬確認の支援であった地域の方達の明るい笑顔や感謝の言葉、そういう所に心を動かされました。 その方々そして今回支援にあたった宮城県の力に少しでもなれた事を活かして沖縄でも活かせていきたいと思います。 (沖縄コロニー 津波潤)

「笑顔」

 初めての支援。私の支援先は気仙沼のワークショップ「ひまわり」。 当初は、被災した方とどう接したらいいのか?と不安な気持ちでいっぱいでした。 被災地の視察でその想いは強くなりました。 でも、「ひまわり」皆さんは笑顔で迎え入れてくれ、不安な想いは一瞬で吹き飛びました。皆さんの暖かい笑顔でとても楽しく支援が出来ました。 完全に復興するには長い年月がかかると思いますが、皆さんの笑顔を見て以前よりもすばらしい町に生まれ変わると強く思いました。 遠い地からではありますが、一日でも早い復興をお手伝い出来たらと思いました。 (沖縄コロニー 仲田朝樹)

「支援終決に向けて」

 初めて被災地に訪れました。テレビの報道では何度も見てはいましたが、実際に目の当たりにすると言葉が出なくなりました。震災から約八ヶ月経った今でも当時の爪痕は未だに残っていました。 しかし一歩ずつではありますが動き出している様子が伺え、支援前に抱いていた不安な気持がなくなり逆に勇気をもらいました。 今の自分に出来ることは、ここで見て聞いたことを持ち帰り多くの人に伝えることが最大の支援ではないかと感じました。
 今回JDFの活動に参加して多くの仲間が望み、繋いでいることで復興が一日でも早く果たされることを心から願います。 (山形県 花輪功喜)

心はひとつBy33クール


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