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国際セミナー「認知・知的障害者の社会参加と情報技術」

ディスレクシアとは

Dyslexia・・・「ディスレクシア」と読みます。医学的には「失読症」、一般的には「難読症」と言われています。脳損傷(頭部のケガ)や脳疾患(脳梗塞等)後の後遺症として現れる場合があります。

発達性ディスレクシアでは、視覚、聴覚の疾患ではないこと、知的には正常に成長していること、教育環境の貧困によるものではないことが証明されなければなりません。

ディスレクシアの診断は、何種類かの心理テストの組み合わせで多方面からアプローチする多軸診断によって可能になります。アメリカ精神医学協会の診断基準の中では、特異的発達障害の中の「Academic skills disorder 」にあたり、それによると「全体的認知能力に比べて、計算する能力、書く技能、又は読む技能が著しく低下している障害を総称するもの。これらの学習に直接関係する障害はしばしば、行動面で注意散漫、衝動性、多動を伴うもの」とされています。

日本では、LD(学習障害)の中の一つとして扱われていますが、広く認識されるには至っておりません。

特定非営利活動法人EDGE のウェブサイトより
http://www.npo-edge.jp/