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平成18年度
地域におけるインターネット・パソコンを利用した障害者情報支援に関する調査研究事業報告書

はじめに


当協会は、障害者の方々へのより良いIT支援を模索すべく、2年間継続して全国の地域におけるインターネット・パソコンを利用した障害者情報支援に関する調査研究を行った。

1年目は、各地域の当事者を含む支援者及びボランテイア関連団体に対する情報支援の現状と課題について調査・研究を行なった。全都道府県の悉皆調査には至らなかったが、全国の多くの支援団体及び当事者の方々にご協力いただき、IT支援における地域格差、他の支援団体、行政、およびリハビリテーション関係機関・団体等との連携について現状を把握することができた。

2年目は、その結果をもとに、地域における関連団体とのネットワークの重要性を認識し、リハビリテーション関連機関及び専門家との連携や、行政との連携に特に焦点をあてた調査をさらに実施し、有用な支援についての考察を行った。

本報告書には、平成18年度における聞き取り調査結果、また平成18年12月17日に開催した障害者IT支援セミナーの報告、各専門分野の方々からの実践・経験を掲載した。

障害者のIT支援に携わる方々が、本報告書をそれぞれの活動に有効な情報として受けとっていただくことができたら誠に幸いである。

平成19年3月