平成18年度
地域におけるインターネット・パソコンを利用した障害者情報支援に関する調査研究事業報告書
(財)日本障害者リハビリテーション協会
項目 | 内容 |
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発行年月 | 平成19年3月 |
備考 | 独立行政法人福祉医療機構(長寿社会福祉基金)助成事業 |
概要
障害者の方々へのより良いIT支援を模索し、2年間継続して実施した研究調査2年目の報告書の全文を掲載。
平成17年度は、有効な支援の実現のためにはパソコンボランティアと行政、リハビリテーション関係機関との連携が重要であるとの見解が得られ、それに基づき平成18年度は、連携に焦点をあてた聞き取り調査を行った。またセミナーを開催し、パソコンボランティアとリハビリテーション関係機関との連携、障害の特性に配慮した支援の在り方について専門分野の方々からの報告を受け、参加者とともに考察を深めた。
報告書には聞き取り調査結果、セミナー報告及び各障害分野の専門家からの研究や体験に基づいた「障害者IT支援に関する提言」を掲載した。
参照:平成17年度報告書
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/it2005/index.html
目次
- はじめに
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聞き取り調査報告
大阪府IT ステーション
福祉メディアステーション
社会福祉法人 浦河べてるの家
なごや福祉用具プラザ
山口県障害者社会参加推進センター
有限会社 Commit
社会福祉法人 沖縄県視覚障害者福祉協会
青森県身体障害者福祉センター ねむのき会館
特定非営利活動法人 あおもりNPO サポートセンター - 障害者IT 支援セミナー報告(平成18年12月17日)
セミナー開催趣旨
プログラム
プロフィール
開会挨拶
片石 修三 財団法人日本障害者リハビリテーション協会 常務理事
基調講演
- 「より良い支援の実現のために」
畠山 卓朗 星城大学リハビリテーション学部 教授 - パワーポイント
- 「肢体不自由児・者の視点から」
田中 勇次郎 都立多摩療育園医療科 主任・作業療法士 - パワーポイント
- 資料
1.パソコン操作方法選択フローチャート(PDF) (テキストデータ)
2.ALSの操作スイッチ選択フローチャート(PDF) (テキストデータ)
- 「視覚障害者の視点から」
金沢 真里 東京都盲人福祉協会 中途失明者緊急生活訓練主任指導員 - 資料
視覚障害やパソコンに関するWeb、MLなどの紹介
- 「聴覚障害者のための遠隔情報保障」
内藤 一郎 筑波技術大学産業技術学部産業情報学科 教授 - パワーポイント
- 話題提供1:「『情報保障』というICT ボランティア」
三崎 吉剛 東京都立中央ろう学校 主幹 - 話題提供2:「自立と参加を支えるITとは」
河村 宏 国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 障害福祉研究部長 - 話題提供3:「障害者支援におけるパソコンボランティアへの期待」
寺島 彰 浦和大学総合福祉学部 教授
- 「より良い支援の実現のために」
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当事者が考えるIT 支援について
- 「精神障がい者へのIT 支援」
伊藤 知之 浦河べてるの家 - 「パソコンと私」
大塚 誠一
- 「精神障がい者へのIT 支援」
- 障害者IT 支援に関する連携に向けて
神奈川県総合リハビリテーションセンター- 「パソコンボランティアとリハビリテーション関係機関とのネットワーク」
松本 琢麿 神奈川県総合リハビリテーションセンター 作業療法士
- 「行政との協働の実践」
- 「より良いIT 支援に向けて」
加納 尚明 NPO法人札幌チャレンジド 理事・事務局長
- 「事業とパソコンサポートボランティア活動の概要」
増田 隆 埼玉県障害者IT サポートセンター
- 「パソコンボランティアとリハビリテーション関係機関とのネットワーク」