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パソコン操作方法選択フローチャートの解説

パソコンを利用したワープロや電子メールの文字入力について、その操作を運動機能面から検討したものである。
キーボードのキーを直接操作できる→同時打鍵が可能→目的の文字が入力できる。これらが全て可能であれば通常の手段でよい。
キーボードのキーを直接操作できない場合は、腕を吊る,腕を支える、手にスティックを持たせるなど、①補助具利用でキー操作が可能であるかを見る。
次に同時打鍵が可能でない場合は、②キーロックディバイスやWindows パソコンのユーザー補助による順次入力設定で可能か否かを見る。
目的の文字が入力できない場合は、隣接した文字を入力してしまう(例えば、指が震えてしまう)か否かを見る。
隣接した文字を入力してしまう場合は、キーガードや指が必要としないキーに触れないように手指を包む装具などを選択する。
隣接した文字を入力することがないが目的の文字が入力できない場合は、④キー打鍵時の応答特性を変更(windows のユーザー補助設定するなどで、例えば、指が素早く離せずに同じ文字を繰り返し表示してしまうときのオートリピート機能解除の設定)する。
補助具利用でキー操作ができない場合は、ペンやスティックでポインティング可能か否かを見る。
可能であれば、⑤タブレット型入力装置を選択する。
ペンやスティックでポインティング可能でない場合は、ポインティングディバイス(マウス、トラックボールなど)が使えるか否かを見る。これが使えれば、⑥ポインティングディバイスにオンスクリーンキーボード(ソフトキーボード)を選択する。
ポインティングディバイスが使えない場合は、粗大なポインティングが可能か否かを見る。可能であれば、⑦ジョイスティック、5~6点スイッチなどにオンスクリーンキーボードを選択する。
粗大なポインティングが可能でない場合は、⑧入力支援ソフトに入力装置を選択する。
状況に応じてではあるが、⑨音声認識入力もポインティングディバイスと併用で有効な手段となる。