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セミナー「ディスレクシアへの支援 デンマークでの活動から」

講師プロフィール

ギッダ・スカット・ニールセン

e-mail: gskatn@mail.dk

デンマーク王立図書館情報大学で司書の教育を受ける。
ソレロッド市公共図書館、アウトリーチ図書館サービス部長(2005年まで)。
コペンハーゲンの北に位置するこの図書館で、ニールセン氏は高齢者・弱い立場にある人たちへ図書館の本の宅配、録音新聞(local talking newspaper)、高齢者・弱い立場にある人たちへ在宅での図書館サービス、ディスレクシアのための図書館サービスなどを始めた。このような試みはデンマークでは初めてで、他の図書館のモデルとなった。これによりニールセン氏は数々の賞を受け取った。
現在はフリーの図書館コンサルタントとして活躍。
デンマークディスレクシア協会の元理事。(1986年-1995年)
10年間コペンハーゲン北部のフレデリックスボルのディスレクシア協会の会長を務める。
ヨーロピアンディスレクシア協会(EDA)の 創始者の一人(設立1987年)。同協会副会長(1993年-1997年)及び会長(1997年-1999年)。1993年のEDAのディスレクシアに関するキャンペーン"早期支援、より良い未来のために"の議長。
1997年より国際図書館連盟、図書館利用に障害のある人々へのサービス(LSDP)常任委員。
子どもと青少年の本の翻訳を手がける。その中には、読むことに障害のある人たち向けの本も含まれている。デンマーク作家協会の翻訳者委員会のメンバーで、ある出版社のコンサルタントを行っている。

著書:

掲載者注:「認知症の人のための図書館サービスのガイドライン」はセミナー当時は執筆中だったが、その後2007年に完成した。「認知症の人のための図書館サービスのガイドライン」

加藤 醇子

クリニック・かとう院長
横浜市立大学医学部卒。
旧関東逓信病院、旧伊豆逓信病院などで、小児神経科医としてLD、自閉症などの症例担当。都立府中療育センター、瀬川小児神経学クリニック、横浜市南部地域療育センター、小児療育相談センターを経て、平成7年、LD、ADHD、高機能自閉症、アスペルガー症候群などの発達問題を中心とするクリニック・かとうを開設。
平成2年、典型的なディスレクシアの事例と出会い、平成8年よりマサチューセッツ総合病院ヘインズ、フック、マカルーソ博士らとLD児日米比較研究を実施。国際ディスレクシア協会、(IDA)会員であり、IDAグローバル・パートナーシップである、発達性ディスレクシア研究会(JDRA)代表。日本LD学会理事(任期平成18年)。
「読み書き障害(ディスレクシア)のすべて」(サリー・シェイウィッツ著2006年PHP研究所)医学監修。

河村 宏

国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所障害福祉研究部長
東京大学理学部卒業。1970年から1997年まで東京大学総合図書館に勤務。 (財)日本障害者リハビリテーション協会情報センター長を経て、2003 年7 月から現職。 DAISY コンソーシアム理事、WAI/W3C 常任委員、GLADNET 理事、世界盲人連合技術委員会委員、アジア太平洋障害者センター支援委員、障害者放送協議会委員すべての人が共有する知識と情報のデザインを追及し、諸活動に従事。情報アクセス権と著作権の調和を目指した活動に取り組む。 また、ソーシャルインクルージョンの立場に立ち、緊急時の障害者への情報支援及び、国際協力に尽力を注いでいる。