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講演会「障害児に豊かな読書体験を」

講演「障害のある子どもたちに読書の楽しみを」

ハイジ・コートナー・ボイエセン氏
IBBY障害児図書資料センター長/Haug School and Resource Centre 図書館司書

今日はノルウェーのIBBY障害児図書資料センターで私が関わっている仕事についてお話しいたします。皆さんご存知のように、このセンターは1985年に、ニーナ・A・ライダーソンによるプロジェクトとして開設されました。ライダーソンは図書館司書であると同時に、オスロ大学特殊教育研究所の講師も勤めていました。このプロジェクトは、ノルウェー人作家であり、オスロ大学文学部教授であり、そして障害児の母親でもあるトーディス・ウーリアセーターの指揮の下に、ノルウェー特殊教育研究所とIBBYによって1980年代はじめに進められた2つの国際的な共同研究の延長として実施されました。共同研究の成果は、ユネスコの後援によって作成された障害児と読書に関する小冊子、「本はともだち:障害をもつ子どもと本の出会いのために」(1981年)と、「言語障害児のための本」(1985年)としてまとめられています。

IBBY障害児図書資料センターの目標は、障害児のために特別にデザインされた図書の調査研究、作成、貸し出しの仲介、そして利用を促進することです。IBBYの担当者と出版社のネットワークを通じて、センターでは障害児関連の国際的な蔵書の更新が続けられています。現在の蔵書はおよそ4000タイトルで、それらは国内外の出版社や個人の方から寄付していただいたものです。最も重要なのはIBBYの世界各国支部からの支援で、各国支部には「障害児図書推薦リスト」を作成するプロジェクトに参加していただいています。現在進行中のプロジェクトは、2007年のボローニャ児童図書フェアでの巡回展からスタートする予定です。巡回展は国内外の会議や図書フェアと連携して定期的に行われています。

1985年の開設以来、センターはジェットコースターに乗っているかのような浮き沈みを経験してきました。当初は少なかったオスロ大学からの支援が増えていったにもかかわらず、2002年のライダーソン引退の際に、突然ストップしてしまったのです。同じ年に、当センターはハウグスクール・資料センター内に移管され、国内外からの支援は一切無くなったまま、現在に至っています。国の予算から支援を得られるよう、働きかけてみたり、慈善団体の助成金に応募してみたりしましたが、すべて徒労に終わりました。この2年間、地方自治体の限られた予算からは、巡回展や会議あるいは図書フェアに参加するための補助金は得られませんでした。今日この場にいられることを、補助金を出していただいたスカンジナビア・ニッポンササカワ財団に感謝するばかりです。

IBBY障害児図書資料センターについてお話しするに当たっては、ハウグスクール・資料センターのことに触れずにすませることはできません。ハウグスクールは、オスロのすぐ西にある学校で、自閉症、重複障害、さまざまなタイプの学習障害、ダウン症、AD/HDなどの障害を抱える125人の生徒が通っています。約200名のスタッフのうち、100名以上が特殊教育専門の教師で、そのうちおよそ20人が幼稚園で障害児に関わっています。そして言語療法士が7人と、聴覚療法士が1人、心理学者が2人、理学療法士が3人、音楽療法士が3人、作業療法士が2人、正看護師が1人と、その他多数のアシスタントや介助者がおります。スクールには大きな温水プールと広い校庭、おもちゃや、車椅子の子供でも乗れる大きなブランコがある遊び場があります。ハウグスクール・資料センターは障害児のための学校としてはノルウェーで最大というわけではありませんが、設備は最も整っている、最高の学校です。ですから、特殊教育研究所がIBBY障害児図書資料センターの新たな拠点を探していたときに、ここを選んだのも当然といえるでしょう。

IBBY障害児図書資料センターが移管された資料センターは、3つの独立した部門からなり、各部が密接に協力しながら活動しています。3つの部門は、障害児・重病児向けのおもちゃ図書館部門と、教科書、教材及び教育ゲーム・玩具部門、そして図書館部門で、私は13年間、この図書館の責任者を務めてきました。この特殊学校に来る前は、20年以上、公共図書館や普通の学校の図書館で働いていました。ここで新に仕事を始めるのには少々不安もありましたが、それは障害児も子供であることに変わりはなく、図書館にやってくる他の子どもたちと同じような興味や気持ちを持っているということがわかるまでのことでした。それぞれの子供はユニークな個性を持ち、自分たちの周りで起こっていることに参加したい、その一部になりたい、と望んでいるのです。子供たちは誰かに受け入れられたい、と望んでおり、一体感を求めています。私は開かれた心を持ち続けることが大切なのだということを学びました。大事なのは、謙虚さ、つまり、「私はあなたのことが好きで、あなたのことを知って友達になりたい。」という態度です。私たちの身近な社会の中にいるこのような子供たちのために、 バリアーやステレオタイプな考え方を取り除き、彼らが社会とコミュニケーションをとり、受け入れられていくよう橋わたしをするために、私たちは児童司書として大変強力な力を発揮することができるでしょう。

4年前、私は学校図書館での仕事に加えて、IBBY障害児図書資料センターのセンター長の職に就くことを依頼されました。私は前任者の方々のように、障害児向けの図書の権威であったこともなければ、今後も決してそうなることはないと思いながらも、お引き受けしました。私はずっと児童司書として働いており、あらゆる年齢の子供たちに本の魅力的な世界を紹介することが大好きです。それが、大学で研究者としての道を進むかわりに私が選んだ仕事の大きな目標であったのです。ですから、ここにいるのはセンター長といっても、実はつつましやかな1人の図書館司書で、皆さんの一人一人から私が学ぶべきことは多いでしょう。

私どもの図書館にはおよそ15000冊の蔵書があります。これにIBBY障害児図書資料センターからの4000冊が加わり、当然のことですが、非常に貴重な財産となっています。これらは主に障害児に関するフィクションや、手話が載っている本、ブリスシンボルを使った本、点字付き、もしくは点字無しの触れて読む本、さまざまなレベルの読みやすい本、そして一般向けのノンフィクションの本などです。図書館の雰囲気は親しみやすく友好的で、ソファーがいくつか置いてあり、また小さな「ほら穴」が一つあります。ほら穴には子供たちが本を持って這って入れるようになっており、よく先生やアシスタントが数人の子供たちに読み聞かせをしています。私の十八番の一つは、たとえ読むことができなくても、本の中に見出せる喜びや経験へのアクセスまで否定されるべきではないということです。ですから、図書館には、その場で聞いたり、教室に持っていったりして楽しめるテープやCDの本がたくさんあるのです。気楽に見られるDVD図書もいつも人気があるので、良質の作品を揃えるよう心がけています。

子供たちはグループで図書館を訪れることもあれば、個人でやってくることもあります。中には適切な本を見つけるのを手伝ってくれるアシスタントと一緒にくる子供もいます。このような子供たちの多くは、健常児ほど広い世界を経験することは決してできないのですが、読む力を利用することによって、個人的には経験できないようなことも経験することができ、世界を広げていけるのです。

私は先ほど、トーディス・ウーリアセーターのことをお話しました。彼女はこんな風に、非常にはっきりと自分の考えを言い表しています。「読むことができない、または話すことに大きな障害を抱えている場合でさえ、どの子も、どの若者も、本によって人生を楽しむ権利がある。絵本は、言語の発達を促し、自己の確立と社会参加を助けることができる。また絵本は、孤独感を減らし、芸術的体験や文化的体験、そして喜びを与えてくれる。すべての若者には、本のある生活を楽しむ権利がある。」

障害児は、障害のために読むことができないので、特別に改良された本を必要としています。これまでは、視覚障害児だけが特別にそのような本を作成してもらっていました。話したり読んだりすることに困難が伴う子供たちは、自分たちのニーズにあわせて作られた本を見つけることはほとんどできませんでした。現在では、障害が違えば、違うタイプの特別に改良された本が必要であるということが知られています。そしてそのような本は一般の児童書と同じように芸術性を備え、また数多く出版されるべきであると考えられています。

国連の機会均等化に関する基準原則(1993年)では、各国に対して、障害者が社会に参加し、他の人と平等に文化活動に参加できることを保証するよう、強い倫理的及び政治的責任を求めています。もちろん障害児といっても、その知的能力、年齢、経験そして関心は、他の人と同様に、一人一人違います。障害の性質や影響もさまざまであり、また障害に対処する能力も異なっています。

障害児には明らかに限界がありますが、適切な支援を提供すれば社会に貢献する一員となることができます。通常、健常児よりもずっと時期は遅くなり、またゆっくりとしたペースではありますが、多くの障害児は読むことができるようになります。読めるようになる以前の段階で、本は言語の発達に重要な役割を果たすことができます。障害児教育に関する会議で、こう発言した人がいました。「子供に聞くことを教えなさい。それから今度は、聞くに値するものを何か与えなさい。」

私どもが「障害児図書推薦リスト」作成プロジェクトで捜し求めている本は、特別に作成されたり、改良されたりした、次のような本です。

  • 手話のイラストや、ブリスシンボル、絵文字が載っている本、触れられる絵が載っている本、点字や大型活字の絵本
  • 障害者を描いたフィクション及びノンフィクションの本、はっきりとした絵と簡単な文章の一般向けに作成された絵本

次に、野村さんからノルウェーでのDAISYの利用状況について話してほしいとのことですので、お話しましょう。個人的にはDAISY図書を利用した経験はありません。というのは、私どもの学校には視覚障害のある生徒はほとんどいないからです。しかし、少し調べてみました。現在多くの「一般向けの」本が、テープによる録音図書として出版されていますが、視覚障害者や、読みの障害がある方のための図書の作成と配布は主に2つの機関が中心となって引き受けています。その2つの機関とは、フースビー視覚障害者リソースセンターと、ノルウェー視覚障害者図書館(NLB)です。フースビーは、ノルウェーの特殊教育を支援する国立の機関で、中学・高校を対象とした補助教材の開発を担当しています。読みの障害がある生徒も、フースビーから教科書を支給されています。ほんの2,3日前に読んだ記事では、教科書の作成が需要に比べてはるかに遅れているとのことでした。以前はすべての学科の教科書を入手できていた生徒も、今年は1つの学科の教科書しか手に入れられないそうです。これは、新しい国家教育計画に従い、ほとんどすべての学科で新しい教科書が必要となり、 最も需要が多い教科書が先に作られているからです。

もう1つの機関は、ノルウェー視覚障害者図書館(NLB)です。NLBは文化・教会省の管轄下に置かれ、視覚障害のある児童、成人、高齢者を対象とした公共図書館として役割を果たしています。その他にも、身体障害のために本を手で持つことやページをめくることができない方、それから病気のために一般の印刷物を読むことができない方も、利用者に含まれています。病院、図書館、老人ホーム、デイケア施設、学校、更に利用者に該当する方たちにサービスを提供しているその他の機関も、点字図書や録音図書サービスの利用を申し込むことができます。

図書館のサービスを利用するに当たっては、費用はかかりません。本はノルウェーの郵便制度を利用して、送料無しで送付、返却されます。またNLBは大学レベルの学生を対象とした特別なサービスを実施しており、視覚障害のある学生には、「要望に応じて」、自分用の学習用教材をアクセシブルなフォーマットで作成してもらえる権利があります。

NLBはノルウェーでの録音図書及び点字図書作成の中心となっています。毎年、NLBは約600の録音図書と220の点字図書を作成し、更におよそ350の教科書を学生のためにアクセシブルなフォーマットへと変換しています。すべての録音図書はDAISY規格に従って作成されており、読みの障害のある学生を対象とした特殊教育に関する修士論文のために実施された調査結果からは、学生たちが普通は家庭でDAISYを利用しているということがわかりました。家庭というのは、教師の意見によれば、学生にとって自分の居場所なのです。学生は自分のコンピューターや、DAISY録音図書再生ソフトであるTPBリーダーを利用しています。TPBリーダーは簡単にインストールできます。DAISYは画面が明るく、文字の大きさや太さが変えられるので使いやすいと学生たちは認めています。文にハイライトがかかり、どこを読んでいるのかたどれるようになっているところが気に入っているそうです。欠点は、フルテキストフォーマットで利用できるものがまだほんの数タイトルしかないことです。

DAISYの利用により、学生たちは大変やる気を起こしており、DAISYを使う方が、ペンと紙を使って格闘するよりもはるかに楽しいと認めています。学生にとっては、コンピューターを通じて経験することはすべてOKなのです。宿題は短時間で終わるし、より多くのことを覚えられ、より理解しやすいからです。1時間読書をする代わりに、15分間で読むことができ、その上ずっとよく理解できるのですから。こうして学生たちは学校のことも今までより上手にコントロールできるようになり、自信をつけ、セルフイメージも向上し、クラスにもこれまで以上に積極的に参加するようになってきました。また、文学の面白さを「発見し」、以前と比べて自主的に読みたい本を選ぶようになってきました。

それではごく手短にではありますが、2005年の展示会に出展された「推薦図書」から何冊かご紹介しましょう。

1.『学校の用意はできた?』ノルウェー
原題: Skoleklart
文:リリエヴィク・リンダ
写真:ストルヴィク、ヒェル・オーヴェ
出版社:Eide(ベルゲン)、2002
絵本の画像

この絵本はダウン症の女の子の話で、活動と協力がとても大切であることを教育的なモデルを使って説明している本です。大きくはっきりとした手話の絵で、キーワードや大事な考え方に注目させています。個人的にはもっと手話の絵を入れた方がよいかと思いました。これはこの年の推薦図書の中ではノルウェーで出版された唯一の本で、他の国からは、手話が載っている本の推薦はありませんでした。

3.『どくろの旗』フィンランド
原題: Pääkallouviiri
文:フィカリ、スサンナ
絵:コレヘマイネン、ミカ
発行: Lohipato Special Ed. School(オウル)、2003
絵本の画像

ブリスシンボルとわかりやすい通常の文章を使った面白い本です。この本は、読みの障害がある子供たちやブリスシンボルでコミュニケーションをはかる若者たちに喜ばれるでしょう。

4.『雪の花』スロヴェニア
原題:Snow Flower
文:ケルマウネル、アクスィニャ
点字:ポガチニック、ヤルエイ
出版社:Založba Miš(ドブ)、2004
絵本の画像

全盲或いは弱視の読者のために作られた美しい絵本です。視覚障害者がどの素材を暖かいと感じ、どれを冷たいと感じるかを調べた結果に基づいて絵が作られました。文章は通常の印刷と点字の両方で表示されています。

9.『かずのおひっこし』日本
製作・発行: てのひらの会(東京)、2004
絵本の画像

これは2005年の推薦図書の中では私のお気に入りの本です。子供たちが数を理解するのを助ける、面白くてためになる数の本です。

13.『バースデーケーキができたよ!』日本
作:くぼ りえ
書籍版: ひさかたチャイルド(東京)、2002
DAISY版:(財)日本障害者リハビリテーション協会
絵本の画像

イラストが大変に可愛く、ストーリーはりえちゃんと妹がお母さんのバースデーを祝ってケーキを焼こうというものです。ケーキを焼いたことがないので、あまりできばえは素晴らしいとは言えませんが、素晴らしい本です。
ブリスシンボルでも出ています。

14.『トーネはお友達がほしい』ノルウェー
原題:Tone vil ha venner
文:トロンヴォル、インゲル・マリー
絵:トロンヴォル、ランヒル
発行:ノルウェー科学大学(トロンハイム)、2003
絵本の画像

トーンは、クラスメートや昔の友達が成長して自分から離れていってしまったので、ひとりぼっちでとても寂しいと感じています。これは障害のある生徒が普通の学校でよく経験することです。柔らかなタッチの表現豊かな絵が、分かりやすい文章に美しく添えられています。

23.『模様がなくなったきりんのギルダ』カナダ
原題: Pas de taches pour une girafe
文:パピノ、ルシ
絵:サラゼン、マリソル
出版社:Dominique et compagnie(サン・ランベール)、2004
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これは一般向けの面白い絵本で、CDの朗読版が付いています。

26.『僕の友達、ビクター』アメリカ
原題: My pal, Victor=Mi Amigo, Victor
文: ベートロン、ダイアン・ゴンザレス
絵: スウィートランド、ロバート・L
出版社: Raven Tree Press(グリーンベイ)、2004
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英語とスペイン語で書かれた絵本です。2人の男の子の、活気にあふれた、何の気兼ねもない友情を描いています。読者は障害について何も読むことはなく、最後のページでビクターが車椅子に乗っていることに気づきます。

29.『叫びたくなる一日』カナダ
原題:A Screaming Kind of Day
文:ギルモア、ラシュナ
絵:ゴードン、ソーヴェ
出版社:Fitzhenry & Whiteside(マーカム)、2001
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スカリーは雨の日に外に出るのが大好きで、補聴器のレベルを最大にすればきっと雨の音が聞こえるだろうと信じています。作者は耳の聞こえない子供の視点から決して外れることなく、楽しく、わがままで、反抗的な主人公を描いています。この本の強みは、障害ではなく、子供自身に焦点を当てているところです。

30.『あなたとわたしのための1.2.3』アメリカ
原題:1.2.3 for You and Me
文:ガーニス、メグ
写真:グリーン、シャーリー・リーモン
出版社:Albert Whitman & Co.(モートングローヴ)、2001
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これは多様性に焦点を当てた、ものの考え方を教えるのに役に立つ本です。さまざまな人種、年齢の子供たちを撮った写真が載っており、中にはダウン症の子供の写真もあります。

33.『こまったさん ―強迫性障害のお話』アメリカ
原題:Mr. Worry、A Story about OCD
文:ニナー、ホリー・L
絵:スウェアリンジョン、グレッグ
出版社:Albert Whitman & Co.(モートングローヴ)、2004
絵本の画像

強迫性障害について子供に説明した、心温まる繊細な絵の絵本です。

これらの絵本は皆様にも手にとって見ていただきたいと思います。
ご静聴ありがとうございました。


掲載者注:
この講演の英語原文は、IBBYのサイトに掲載されています。

Can Books Make a Difference?
Heidi Cortner Boiesen
IBBY Documentation Centre of Books for Disabled Young People
http://www.ibby.org/index.php?id=1014

この講演で取り上げられている『本は友だち : 障害をもつ子どもと本の出会いのために』(1981年)の原文 "The Role of Children's Books in Integrating Handicapped Children into Everyday Life"は、著者に許諾を取り、全文をDINFに掲載しています。

Ørjasæter, Tordis. The Role of Children's Books in Integrating Handicapped Children into Everyday Life. Unesco, 1981, 46p. (Studies on Books and Reading No. 1)
http://www.dinf.ne.jp/doc/english/access/tordis/index.html

"The Role of Children's Books in Integrating Handicapped Children into Everyday Life"を翻訳して出版された 『本は友だち : 障害をもつ子どもと本の出会いのために』(1989年)は、現在は絶版となっています。
著者、翻訳者、出版社に許諾を取り、全文をDINFに掲載しています。
ウーリアセーター,トーディス.本は友だち:障害をもつ子どもと本の出会いのために.藤田雅子,乾侑美子訳.東京,偕成社,1989.3,126p.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/book/tordis/index.html