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アジア太平洋障害者の10年の評価<完全参加と平等<へのNGOの展望

RNNカントリーレポート

インドネシア

概要と将来の方向性、および障害をもつ人々の基本的なデータ

[a] 10年間の評価に基づき次の質問について、記述して下さい。

アジア太平洋障害者の 10 年間でのあなたの国の障害をもつ人々の生活のための3つの最も重要な変化を引用して、記述して下さい。

  1. 物理的アクセシビリティは、省令 NO.468 1998に含まれる。アクセシビリティ問題は地域社会及び政府セクターの中の一般的な問題となった。SoloのSebelas Maret大学やGajah Mada 大学は、大学の授業科目のひとつとして、アクセシビリティを含めた。
  2. 権利のために努力する障害をもつ人々のグループと、多くの障害者機関が Solo にある。
  3. Solo の行政やコミュニティは、障害をもつ人々の権利のための規則を知っている。障害者問題は個々の問題としてだけではなく、社会的問題としても示し出され始めている。障害をもつ人々は、彼らの現状が障害をもっているという問題だけでなく、コミュニティのネガティブな見方によっても生み出されていると認識している。

[a-2] あなたの国の障害のない人々と比較した障害をもつ人々に関する、最も未発達な問題を3つ引用し、記述して下さい。

  1. 自立生活
  2. 支援技術
  3. 障害をもつ女性

[a-3] 政府が障害をもつ人々のためにとる最も優先的な3つの対策としてあなたは何を望みますか。

  1. 障害をもつ人々へのサービスと政策の戦略的システムを変化させ、認可制度を生み出す。
  2. 障害をもつ人々の権利の平等あるいは保障
  3. 障害をもつ人々のための自立生活支援サービスを含む、物理的、非物理的便宜を提供するために管理された税制収入。

[a-4] 障害をもつ人々のための地域協力の3つの優先的プログラムは何ですか。

  1. アクセシビリティ(社会的、物理的なもの。さらに市民啓発も行う)と支援技術をともなった自立生活
  2. リハビリテーション概念、適用可能な方法、共有するための考えなどを学ぶため、障害をもつ人々の機関を訪問調査する。
  3. 仕事の分野や女性問題などを含め、障害をもつ人々の権利を強化する。

[b] 基礎的データ

あなたの国でどれぐらいの人々が下記について知っていると推測しますか。

  1. アジア太平洋障害者の10年 1993-2002
    1%未満
    政府は「10年」について国民に知らせましたか。
    いいえ。
  2. 国連障害者の権利宣言 1975
    殆ど無
  3. 国際障害者年 1981
    殆ど無
  4. 国連障害者の10年 1983-1992
    殆ど無

[Attached #3] 障害をもつ人々に関するあなたの国の基礎的な情報

[a] 英語で名前、住所、電話及び FAX 番号、 E メールアドレス、また連絡担当者を述べて下さい。    
全国組織
  1. 子供とティーンエイジャーの医学的リハビリテーションの為のYPAC
    Address: Jl. Slamet Riyadi, Solo
    Contact person: Mrs. Sarwono
  2. 医学的リハビリテーションのためのRC(PRSBD)
    Address: Jl. Tentara Pelajar, Jebres, Solo
地方のNGO/草の根組織
  1. Talenta
    Address: Jl. Kutai 7 No. 28, Sumber, Solo
    Contact Person: Mr. Sapto and Ms. Risna
[b] 障害をもつ人々のよいモデルかリーダー(指導者)として、あなたの国で障害をもつ有名な人物を引用して記述して下さい。
  1. Ms.Risna wati Utami
    Ms Risna は両足ともに麻痺しており、歩行のために杖を利用している。彼女は Talenta で働く女性リーダーで、数年間リハビリテーション界で働いている。 Talenta は Solo で物理的なアクセシビリティを変えていく際に、多くの努力をしてきた。
  2. Mr.Didi Tarsidi
    E-mail Address: tarsidi@telkom.net
    MrDidi は IKIP バンドンの講師である。彼は盲目だが、コンピューター及びウェブサイトに非常にたけている。彼は来年早々に、特別教育ニーズをもつ学生を教育するためのトレーニングを受けるため、ノルウェーに行こうとしている。
[c] あなたの国の障害をもつ人々の将来の指導者の名前と連絡先を紹介して下さい。
  1. Galuh Sukmara
    Matahariku ( 障害をもつ人々に関するグループ)
    MsGaluh は聴覚障害をもつ人で、日本の第二期 Duskin リーダーシップトレーニングの参加者であった。彼女は帰国し、仲間とともに聴覚障害をもつ人々を支援するために多くの努力をしている。
  2. Maman Sunarman
    MrMaman は両足をポリオで患っているが、補助具なしで歩行が可能である。彼は今メンバーに助言(援助)を与えながら、 Sukoharjo のセルフヘルプグループのリーダーをしている。現在、彼はまた地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)開発及びトレーニングセンターで働いている。
[d] あなたの国の障害をもつ人々の分野での重要な協力プログラムを行なっている、海外の組織と連絡先を紹介して下さい。
  1. VSO (Voluntary Services Organization) UK.
    Contact person: Paul Joyce, Vivian Andika
    Address: Jl. Terusan Hang Lekir I no. 14C, Simprug, Jakarta 12220
[e] あなたの国の障害者政策、研究及びリサーチのエキスパートである人物と連絡先を紹介して下さい。

Mr. Setia Adi
Dria Manunggal
Perumahan SGPLB E-5
Jl. Wates Km 3
Yogyakarta 55182

レポート: Lintang Sambudi, Rainbow Workshop

翻訳:日本社会事業大学大学院 小池 環