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第3回アジア太平洋CBR会議

祝辞

本日、常陸宮殿下並びに同妃殿下のご臨席のもと、第3回アジア太平洋CBR会議が、盛大に開催されますことを心よりお喜び申し上げます。

また、アジア・太平洋地域の各国の皆さん、日本にようこそお越しくださいました。心から歓迎いたします。

アジア太平洋CBR会議は、これまで、障害のある方や家族の方々の生活の質の向上を図るために取り組まれている「地域に根ざしたリハビリテーション」について、アジア・太平洋地域における実践と成果の共有、関係者の交流等のため、精力的な活動を続けてこられました。長年にわたる活動を支えてこられた関係者の皆様のご努力に心から敬意を表します。

「ミレニアム開発目標」の設定や「障害者権利条約」の制定を経て、障害のある方々が、地域社会の中でいきいきと充実した生活を送り、誰もが人格と個性を尊重し合いながら支え合う「共生社会」の実現は、アジア・太平洋地域の各国にとって共通して達成すべき目標です。

また、地域の福祉ニーズの多様化、複雑化が進む中で、多くの関係者や関係機関が協働しつつ障害のある方々を支援する仕組みを構築していくことは、重要な課題となっております。

こうした中、この会議において、アジア・太平洋地域での地域に根ざした実践の視点から、誰もが参加するみんなのためのまちづくりの在り方や、貧困家庭の削減と地球資源の持続性が確保された安心安全な社会づくりについて議論を深め、提言をされると伺っており、大変有意義なことと考えております。

今日、アジア・太平洋地域の各地において優れたコミュニティ活動が展開されております。この会議で成功事例を学び合うことで、地域社会が誰にとっても暮らしやすくなるように、一歩進んだコミュニティ活動がアジア・太平洋地域の各国に広まることを期待しております。

大会運営に携われた関係者の皆様に感謝申し上げますとともに、ご参集の皆様の益々のご活躍を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

平成二十七年九月一日

厚生労働副大臣 永岡桂子