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結論

CBRが、この先も引き続き意義のあるもので必要なものであることは明らかである。地域に根ざしたインクルーシブ開発は、低中所得諸国だけでなく先進国においても必要なものである。CBRは、ポスト2015アジェンダにおける、こういった国々での新しいニーズ及び課題に対処するための妥当な答えであり、戦略でもあり得るのだ。CBRを引き続き世界中に奨励するために、有利となる条件がいくつかある(トーマス、2013)。この中には、CBRのガイドラインや、障害者の権利に関する条約のような国際的枠組み、第3次アジア太平洋障害者の10年のような地域的枠組みの支持、CBRの重要な関係当事者である政府や障害者団体の関心や関与の高まり、国、地域及び世界レベルのCBRのネットワークを通してのネットワーキングとシェアリングが重視されてきたことや、CBRについての知識体系を確立するための評価及び根拠に基づく活動に今注目が集まっていること、等が含まれるのである。

コミュニティでの交流
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