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第2回障害者の災害準備国際会議

タイ プーケット2009年5月12-13日

目的:

WSIS(国連世界情報社会サミット)行動計画の実践を背景として、以下の情報を共有し、障害者の災害準備促進に関する国際的ネットワークを確立すること

  1. 個々の障害者による災害準備について、災害に関する論理的な理解、アクセシブルな警報伝達手段、および避難経路の計画または確認などの各要素に特に注目した、障害者の災害準備に関わるニーズ
  2. 各国で実践が開始され、また蓄積されている、障害者の災害準備に関する知識および経験
  3. 障害者のニーズを満たす災害準備促進活動の好事例
  4. 現在進行中の防災または災害緩和に関する地域レベルまたは国際レベルでのイニシアティブ
  5. 障害者に役立つ災害準備および避難に関する地域の情報
  6. 障害種を問わず、すべての障害者にとってアクセシブルな災害準備システムに対する社会意識の向上
  7. WSIS行動計画、障害者権利条約(CRPD)、およびその他の関連法の実践として、障害者の災害準備分野におけるデジタルディバイドを解消するイニシアティブ

開催地:ミレニアム・リゾート・パトン・プーケット
ジャンセイロン・ボールルーム
Millennium Resort Patong, Phuket 199 Rat-Uthit 200 Pee Road, Patong, Kathu, Phuket 83150, Thailand
www.millenniumhotels.com

開催日:2009年5月12-13日

期待される成果:
障害者、高齢者、患者、児童、妊婦、難民、文化的・言語学的少数派、外国人旅行者などの特別なニーズに則した、世界各国の災害避難計画の改善

参加者数:60-100人

どのような人が参加するのか?
障害者の災害準備分野におけるデジタルオポチュニティに関与し、あるいは関心を持っている障害者団体、政策決定者、専門家、権利擁護者など。

言語:英語

共催機関:

国際機関

  • DAISYコンソーシアム
  • 支援技術開発機構(ATDO)

タイ国内機関

  • 障害者エンパワメント局(NEP)
  • マハ・チャクリ・シリントーン王女(Her Royal Highness Princess Maha Chakri Sirindhorn)の賛助を得て設立されたアジア太平洋障害者センター財団(FAPCD)
  • タイ国立災害警報センター
  • タイ国立電子コンピュータ技術センター(NECTEC)
  • タイ盲人協会(TAB Group)
  • タイ全国DAISY制作・サービス委員会(TNCD)
  • 社会開発・児童・青少年・女性・高齢者・障害者および恵まれない人々の問題に関する委員会
  • アジア災害軽減センター(ADPC)
  • 鉱物資源局
  • 災害予防・軽減局
  • タイ気象局
  • タイ自閉症職業センター
  • ラチャスダ財団(Ratchasuda Foundation)

プログラム:

2009年5月12日 第1日目
9.30-10.00 受付
10.00-10.30

開会式

・歓迎の辞Wichai Phraisa-ngop(プーケット県知事)

・祝辞 河村宏(DAISYコンソーシアム会長)

・報告 モンティエン・ブンタン(Monthian Buntan)上院議員(プーケット・イニシアティブ会議議長)

・開会の辞 Natavoot Chitasombat(情報通信技術担当副大臣)

・記念品贈呈(DAISYコンソーシアム会長) 集合写真撮影

10.30-10.45 休憩
10.45-11.45

セッション1:基調講演

進行:モンティエン・ブンタン

1.1「津波はどのようにして発生し、伝播し、増幅されるのか?」
我々はどのように備えるべきか?」
海底地震学者 島村英紀教授(30分)
-報告資料1.1(英語)(パワーポイント)

1.2「障害者のための災害危機管理」
Bhichit Rattakul博士(アジア災害軽減センター所長)(30分)
-報告資料1.2(英語)

11.45-12.45

セッション2:現状の見直し:法律と政策

進行:モンティエン・ブンタン

「すべての人の災害軽減対策への平等な参加のための合理的配慮:特に障害者権利条約に関して」
河村宏(DAISYコンソーシアム会長)(40分)
-報告資料(英語)(パワーポイント要約

質疑応答 (20分)

12.45-14.00 昼食
14.00-15.20

セッション3:技術開発における進歩

進行:Wantanee Phantachat

3.1「タイにおける津波早期警報(TEW)のための全国的な地震の監視」
Phuwieng Prakhammintara博士(タイ気象局地震観測部地震データ処理・統計課長)(20分)
-報告資料3.1(英語)(パワーポイント)

3.2「通信車と地すべり監視システム」
Waranyoo Phiwthongkham(国立電子コンピュータ技術センター製品・産業試作品研究室研究員兼プロジェクトマネージャー)(20分)
-報告資料3.2(英語)

3.3「タイにおける災害準備ハンドブック作成を支援するためのタイ語用DAISY自動制作ツール」
Wantanee Phantachat, Namnueng Mitsamarn, Warakorn Ketthubtim, Siriluck Junnatas(国立電子コンピュータ技術センター) (20分)
-報告資料3.3(英語)(パワーポイント)

3.4「ビハール州の洪水:ICT利用の例と今後の方向」
ディペンドラ・マノシャ(Dipendra Manocha)(DAISYコンソーシアム 発展途上国コーディネーター)(20分)
-報告資料3.4(英語)(パワーポイント)

15.20-15.35 休憩
15.35-17.20

セッション4:伝統的知識を含む実践と経験の共有

進行:Kanittha Kamolwat

4.1 「忘れられた人々のための災害準備:印刷字を読めない障害がある人々のために」
Vashkar Vattacharya(バングラデシュ YPSAプログラムオフィサー)
(15分)
-報告資料4.1(英語)

4.2 「障害児の防災情報へのアクセスの拡大:インドネシアの事例」
可児さえ(ASBインドネシア支部 防災教育プログラムマネージャー)(15分)
-報告資料4.2(英語)(パワーポイント)

4.3「2010 FIFAワールドカップ南アフリカ 障害者のための災害準備プログラム」
Shakila Maharaj(南アフリカ DAISY SA ナショナルコーディネーター兼ディレクター、クワズールナタール州盲人援護協会役員)(15分)
-報告資料4.3(英語)(パワーポイント)

4.4「べてるの家による精神障害者のための災害準備プロジェクト」
秋山里子 加藤木祥子(べてるの家メンバースタッフ) (15分)
-報告資料4.4(英語)(パワーポイント)

4.5「災害準備:新潟県中越沖地震の事例研究に基づく提言」
間宮郁子(国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所研究員)(15分)
-報告資料4.5(英語)(パワーポイント)

4.6「民間防衛と緊急時への備え:シンガポールの経験」
Zen Koh(シンガポール共同組合連合会(SNCF)副事務局長(ACE)
南西地区、Hong Kah North市民諮問委員会(CCC)、人民協会(PA)書記、ニュー・メディア・チャンピオン(NMC)(15分)
-報告資料4.6(英語)

4.7「技術:災害前および災害後」
Waranyoo Phiwthongkham(国立電子コンピュータ技術センター製品・産業試作品研究室研究員兼プロジェクトマネージャー) (15分)
-報告資料4.7(英語)

17.20-18.00

自由

18.00-23.00

プーケット・ファンタジーにて歓迎晩さん会
(後援:マハ・チャクリ・シリントーン王女の賛助を得て設立されたアジア太平洋障害者センター財団(FAPCD))
ホテルロビー集合

2009年5月13日

第2日目

8.00

ロビー集合

8.30

ホテル出発

9.00-12.00

パトン・ビーチにて障害者の災害準備に関するデモンストレーション(ロールプレイ)

12.00-13.00

ロビー階レストラン、ビストロにて昼食

13.00-15.00

セッション5:技術的解決策から見る将来
質疑応答
進行:モンティエン・ブンタン 河村宏

15.00-15.15

休憩

15.15-16.00

セッション6:閉会の辞
第2回プーケット宣言の採択(モンティエン・ブンタン、河村宏提案)

16.00-16.15

閉会式(モンティエン・ブンタン上院議員)