世界の動き
WSIS後の動き
2009年5月12日、13日にタイのプーケットにおいて「第2回障害者の災害準備国際会議」が開催されました。

WSISを受けて、様々な問題に取り組むための活動が始まりました。 2006年には、すべての関連機関・関係者がそれぞれの役割を果たすための11のアクションラインが定められ、世界情報技術開発同盟(GAID)が発足しました。 2007年1月には「障害者の津波への備えに関する国際会議」が開かれました。 2008年5月にはDAISYコンソーシアムが「ITU世界電気通信情報社会賞」を受賞しました。 2009年5月には、「第2回障害者の災害準備国際会議」、「WSISフォーラム2009」が開催されました。 今後も国際会議等における関係者の発言や各グループの活動が注目されます。
2009年
タイトル | 著者/発表者 | 備考 | |
報告 | 障害の視点から見た「ITUテレコム・ワールド2009」報告 | 野村美佐子(財)日本障害者リハビリテーション協会 | 開催日 2009年10月5日~9日 |
報告 | WSISフォーラム2009 | 野村美佐子(財)日本障害者リハビリテーション協会 | フォーラム開催日 2009年5月18日~22日 |
宣言 | 障害者の災害準備に関するプーケット宣言 | 第2回障害者の災害準備国際会議 | 2009年5月13日採択 |
プログラム | 第2回障害者の災害準備国際会議のプログラム及びプレゼンテーション | 第2回障害者の災害準備国際会議 | 2009年5月12日、13日 |
2008年
DAISYコンソーシアム、ITU世界電気通信情報社会賞受賞 2008年5月15日 2005年11月の世界情報社会サミット(WSIS)終了以降、世界電気通信情報社会の日 は、インクルーシブでより公正な情報社会の構築に貢献した優れた受賞者に対し、 ITU世界電気通信情報社会賞を授与する式典が開催されることで注目を集めてきました。 2008年のITU世界電気通信情報社会賞は、Suzanne Mubarak(スザンヌ・ムバラク)エ ジプト大統領夫人、Andrea Saks(アンドレア・サクス)氏、DAISYコンソーシアムが受賞しました。
なお、DAISYコンソーシアムの受賞の様子は、YouTubeで見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=zERQTS4N0pk
タイトル | 著者/発表者 | 備考 | |
発表 | 第3回IGF(インターネット・ガバナンス・フォーラム)報告 | 野村美佐子 (財)日本障害者リハビリテーション協会 |
2008年12月22日 |
ワークショップ | IGFワークショップ「インターネットのユニバーサルデザイン化におけるアクセシビリティと人間工学の導入」 | インターネット・ガバナンス・フォーラム | 2008年12月4日 |
ニュース | DAISYコンソーシアム、ITU世界電気通信情報社会賞受賞 2008年5月15日 | DAISYコンソーシアム、ITU | 2008年5月15日 |
2007年
インターネット・ガバナンス・フォーラム:(IGF)第2回会議 (2007年11月12日-15 日 リオデジャネイロ)より
タイトル | 著者/発表者 | 備考 | |
発表 | ワークショップ"アクセシビリティ基準の開発と国連障害者権利条約 | モンティアン・ブンタン、タイ盲人協会会長 その他 モデレーター 河村宏 DAISYコンソーシアム会長 | 2007年11月12日 |
報告 | 第2回IGF(インターネット・ガバナンス・フォーラム)報告 | 濱田 麻邑 |
障害者の津波への備えに関する国際会議 (2007年1月11日、12日)
タイトル | 著者/発表者 | 備考 | |
転載 | 2007年1月11日・12日開催 障害者の津波への備えに関する国際会議報告 | 野村美佐子 (財)日本障害者リハビリテーション協会 |
「ノーマライゼーション」2007年3月号 |
宣言 | 障害者の津波への備えに関するプーケット宣言(仮訳) | 障害者の津波への備えに関する国際会議 | 2007年1月12日採択 |
プログラム | 障害者の津波への備えに関する国際会議のプログラム及びプレゼンテーション | 障害者の津波への備えに関する国際会議 | 2007年1月11日、12日採択 |
情報の貧困に関する世界会議(2007年4月19日)
タイトル | 著者/発表者 | 備考 | |
発表 | 印刷物を読むことに障害がある人たちのエンパワメントのためのアクセシブルなマルチメディア | 河村宏 WSIS DAISYコンソーシアム代表 |
2007年4月19日 第7回情報の貧困に関する世界会議 |
WSISにおいて積極的な活動を行う国連・ユネスコ関連組織InfoPoverty Programmeの世界会議 「情報の貧困に関する世界会議」での河村宏氏(DAISYコンソーシアム)によるWSIS後の活動・動きに関する発表です。
タイトル | 著者/発表者 | 備考 | |
発表 |
発展途上国におけるICTアクセシビリティの展望
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ディペンドラ・マノシャ DAISY for ALL<DFA>アシスタントプロジェクトマネージャー |
2007年3月26日 第1回G3ictグローバルフォーラム |
G3ictは、WSIS(世界情報社会サミット)の成果を受けて発足したGAID(世界情報技術開発同盟)と重要な協力関係にある団体です。アジアにおけるDAISY利用を推進するDAISY for ALL プロジェクトディペンドラ・マノシャ氏(全インド盲人連合会)は、フォーラムのパネルディスカッションにおいてベストプラクティスとしてDAISY技術を取り上げた発表を行いました。
2006年
世界情報技術開発同盟(GAID)発足
タイトル | 著者/発表者 | 備考 | |
プレスリリース | 2006年4月17日世界情報技術開発同盟(GAID)発足へ | 国連 |
2006年4月17日 |
2005年のWSIS(世界情報社会サミット)で強調されたICTを効果的に開発活動に採り入れる必要性に関し言及しています。
GAID公式ホームページ:http://www.un-gaid.org/
インターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)発足
チュニスアジェンダ67条により、マルチステークホルダー間の政策対話を促進するためにインターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)が発足した。第1回会合はギリシャのアテネで2006年10月30日から11月2日開催。
IGF公式ホームページ:http://www.igfgreece2006.gr/
実施に関する11のアクションライン
チュニスアジェンダの第71項で言及されているように、すべての関連機関及びすべての関係者が関与し、それぞれの役割を果たすことが表明され、11のアクションラインが定められました。