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インターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)
第2回会議 2007年11月12日-15日より

ワークショップ "アクセシビリティ基準の開発と国連障害者権利条約"

パネリストの写真
開催日:2007年11月12日15:30-17:00
開催場所:ウィンザーバッラホテル(アルハンブラII)、リオデジャネイロ、ブラジル

概略

「ウェブ・アクセシビリティ・ガイドラインの開発と国連障害者権利条約」に関するテーマ別ワークショップは、多様性に関する本会議の協議を充実させるために、国連で採択された21世紀最初の人権条約を踏まえて、インターネットのアクセシビリティ・ガイドラインおよび基準を、障害者の要求を満たすよう再検討することを目的としている。

ジュネーブとチュニスにおける2度のWSISで開催された、情報社会における障害者のグローバル・フォーラムに基づき、ワークップショップには以下の方々を迎える。国連障害者権利条約とWSISの活動に取り組んできたタイ盲人協会会長ブンタン(Buntan)氏と、世界中の全関係者の一人としてこれに協力をしてきた米州障害者研究所所長ビエラー(Bieler)氏、およびピープル・フー(People Who)のカラス(Caras)氏ら3人の講演者は、障害者の視点から、権利条約とWSIS行動計画に合致したインターネットガバナンスの必要性を提起する。W3Cウェブ・アクセシビリティの専門家であるアブ・ザーラ(Abou-Zahra)氏は、ウェブ・アクセシビリティ基準とW3Cウェブ・アクセシビリティ・イニシアティブの一致について、特に国内のウェブ・アクセシビリティ・ガイドラインの開発における好事例を採り上げながら語る。アメリカ自閉症協会のショア(Shore)氏と、コロンビア全国聴覚障害者協会のオソルノ(Osorno)氏は、アクセシビリティ基準の開発に向けた更なる取り組みを採り上げる。モデレーターは、すべての関係者が実際に参加できるように、一方的な講演会 ではなく対話によるブレーンストーミングとなるようにつとめる。 また、インターネット・ガバナンスがユニバーサルデザインと支援技術を推進す るための実践的なアプローチに焦点を当てていく。

主催者

  • DAISYコンソーシアム会長 河村宏
  • W3Cウェブ・アクセシビリティ・イニシアティブ理事 ジュディ・ブルーワー(Judy Brewer)
  • スウェーデン・ハンディキャップ・インスティチュート、プログラム・ディレクター
  • マルギタ・ルンドマン(Margita Lundman)
  • DAISYコンソーシアム事務局長 ジョージ・カーシャ-(George Kerscher)
  • アメリカ自閉症協会役員 スティーブン・ショア(Stephen Shore)
  • W3Cウェブ・アクセシビリティ・スペシャリスト シャディ・アブ・ザーラ(Shadi Abou-Zahra)
  • IBMアクセシビリティ・プログラム・マネージャー フィル・ジェンキンズ(Phill Jenkins)
  • デボラ・キャプラン・コンサルティング デボラ・キャプラン(Deborah Kaplan)
  • タイ盲人協会会長 モンティアン・ブンタン(Monthian Buntan)
  • カナダ支援機器産業事務所所長 メアリー・フランセス・ロートン(Mary Frances Laughton)

パネルディスカッション

"国連障害者権利条約およびWSISの実施:特に障害に関連した規定と障害を含めた開発プロセスによるインクルーシブな情報社会の実現"



モンティアン・ブンタン(Monthian Buntan)タイ盲人協会会長
プロフィール
スピーチ

"ウェブ・アクセシビリティ・スタンダード:障害者が等しくアクセスするために"

シャディ・アブ・ザーラ(Shadi Abou-Zahra) W3Cウェブ・アクセシビリティ・スペシャリスト
プロフィール
パワーポイントによるプレゼンテーション

"ウェブ・アクセシビリティ・ガイドラインの開発と国連障害者権利条約"

マーサ・ルチア・オソルノ・ポサダ(Martha Lucia Osorno Posada) 世界ろう連盟役員
マーサ・ルチア・オソルノ・ポサダの手話による発表

"ウェブ・アクセシビリティ・ガイドラインの開発と国連障害者権利条約"

シルヴィア・カラス (Sylvia Caras)ピープル・フー(People Who)会長
スピーチ


河村宏 DAISYコンソーシアム会長
まとめ