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国連世界情報社会サミット(World Summit on the Information Society : WSIS)

フェーズ2最終文書:最終文書に採択された障害者に関する文言

チュニスコミットメントから

18.したがって、我々は、あらゆる場所のすべての人、特に障害者のためのユニバーサルデザインと支援技術を含めた、ユニバーサルで、ユビキタスな、平等かつ手ごろな料金でのICTへのアクセスを促進し、社会の中で利益をより公平に分配することを保証し、デジタル・ディバイドを解消してすべての人にデジタルオポチュニティを創出し、開発のためのICTが提供する可能性から利益を得られるようにするために、絶え間なく努力する。

20.このため、我々は移民、国内避難民及び難民、失業者、恵まれない人々、少数民族及び遊牧民、高齢者及び障害者を含む、社会的に取り残された弱者集団の特別なニーズに特に注意を払う。

情報社会に関するチュニスアジェンダから

90.我々は、ICTが経済成長及び開発に果たす役割を認識した上で、すべての人々に対して情報及び知識への平等なアクセスを提供するというコミットメントを改めて確認する。我々は、接続性を向上し、ICTへのユニバーサルで、ユビキタスな、平等、非差別的かつ手ごろな料金でのアクセスと利用を推進していくためのグローバルな指標であり、各国の事情を踏まえ、2015年までの達成を目指すジュネーブ行動計画に示された目標を達成すること、及びミレニアム開発目標をはじめとする国際的に合意された開発目標を達成するツールとしてICTを利用することに全力を傾ける。具体的には次の取り組みを行う。

c) 生涯教育と通信教育を含む、関連の教育及び訓練のプログラムや制度の改善と提供を通じて、若者、高齢者、女性、先住民族、障害者、遠隔・農村地域の住民を含む全ての人のICT能力を開発し、全ての人のICTの利用における信頼性を向上させる。

e) 障害者を含めたすべての人々のアクセスを推進するためのユニバーサルデザインの概念の形成と支援技術の利用に特別な注意を払う。