地震発生後、一次避難先にて最低12時間過ごすことができれば、海面の水位が下がり二次避難場所に移動するか、外部からの援助が可能になると考えられる。
12時間過ごすために必要な防災グッズについて共同住居・GHで話し合った。レインボーハウスとしおさい荘は、防災隊長(入居メンバー)が中心となって非常持ち出し用リュックを準備した。GHぴあ、GHフラワーハイツでも準備が進んでいる。
8月2日より、レインボーハウスでは、あらかじめ12時間避難先に滞在する状況を想定して避難グッズの準備を行った。8月6日、再びミーティングを持ち、高知県の防災マニュアル「南海地震に備えちょき」を参考に必要な品を吟味した。最初はレトルト食品などに話題が集中したが、「生きるのに最低限必要なこと」は何かという点からの話し合いを行い、持病の薬、水、防寒具などを中心に必要なものをリストアップした。その話し合いを受けて、同日、メンバーが防災グッズの買出しに出かけた。最終的にそろえた防災グッズは、10月31日開催の防災フェスタ、2月23日開催の防災フォーラムにて展示した。また9月以降の避難訓練にてメンバーが使い、リュックの重さやアルミシートの防寒性などを確かめた。
1月中旬から下旬にかけて、防災隊長(メンバー)を中心に個人用、住居用の非常持ち出し用リュックを準備した。住居用リュックでは、入居者全員が安全に過ごせるように食べ物や防寒具が準備され、個人用リュックではそれぞれが薬や服薬用の水、嗜好品、衣類などを準備することとした。住居用の非常持ち出し用リュックは冬期避難訓練でメンバー(入居者)が背負い、避難場所まで歩いても十分に運べることを確認した。2月23日開催の防災フォーラムにて展示した。
清水さんが自分用に準備した避難グッズ
生理用品・乾パン・カロリーメイト・黒飴・ガムシロップ・三角巾・携帯用カイロ・ストーンチョコ(チョコレート菓子)・ガーゼ・水(500ml)1本・薬・日本手ぬぐい・バスタオル・ウェットタオル
・・・あとiPodがあるといいなぁ
しおさい荘用に準備した避難グッズ(11人分)
水(500ml)・紙コップ・紙皿・割り箸・乾パン・桃の缶詰・ラーメン・非常食用パン・軍手・ウェットティッシュ・防寒アルミシート・タオル・携帯用カイロ・LEDホイッスル・簡易トイレ・万能ナイフ・ライター・ラジオ付手回し充電器