【調査報告】聞取調査報告・群馬県

1. さわらび療育園相談支援センター(社会福祉法人榛桐会) 高崎市

事業所の特徴 結核療養所が前身。S40キリスト教の精神のもと充実した医療育成及び教育を提供。
重症心身障害児施設。利用者103人。内成年後見制度利用者98人。スタッフ120人。
毎年死亡入所で2人程が新しく入ってくる。入所待ちの方が66人(短期入所登録者)いる。
事業所又は地域での取組の成功事例 成年後見制度はさわらび学園の診断書があれば裁判所は本人確認のみで承認を出している。
保護者の会が中心となってその活動を続けてきた。診断料5,000円 手数料5,000円のみ。
※本人が希望しない場合は無理。なので発達障害者には適応しにくい。
※しかし、発達障害者にこそ必要な制度だと思う。
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 成年後見制度の利用者のみ把握している。
専門分野ではないのでわからない。
相談支援 重度以外の方の相談には乗れないので、他の専門機関に行くように勧めている。
手帳の申請からはじめるしかない。
誰が支援すべきか 各分野の協力体制、ネットワークが必要。
親亡き後に備えていること 手帳の申請からはじめるしかない。
成年後見制度を利用することで、親の気持ちにケリがつく。
その他 群馬県の制度「マザー&チャイルド」=親子で一緒に療育見学の場に来て体験するなかで、
わが子の「通常とはちょっと違っている点」の認識をもってもらう親への「気づかせ」の場
我が子の障害を認めない親への制度。
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