事業所の特徴 | 知的通所授産が前身。A型ヒロパン、移行ステップではパン作り、B型あぐりでは販売を行なっている。 工賃A時給334~667円。移行30~250円。B80円~。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 新制度になってから工賃がアップした方が多いので活気が出てきている。また、就労移行でマナー教室などが他の利用者の刺激になっている。 50歳を超えている方にはここが就労の場になっているが、若い方たちの中には地域に出て働きたい思いもある。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 行政から紹介のあった10年引きこもっていた女性の場合、家族的な雰囲気が気に入って今では楽しく生活している。 |
相談支援 | チーム支援を行っている。 ※独立行政法人高齢・障害者雇用支援機関「北海道障害者職業センター」 障害者職業カウンセラー 山口優子 氏 011-747-8231 札幌市北区北24条西5丁目 札幌サンプラザ5F |
誰が支援すべきか | 制度の対象外だとしたら、知的のカテゴリーの中に入れるのが手っ取り早い。 |
親亡き後に備えていること | 懇談会の中で高齢の保護者にはGHなどのサービスがあることを紹介している。 ベースキャンプを整備しなければならない。 |
その他 | 移行定員6人、利用者8人。A定員10人、利用者8人。B定員12人、利用者8人。 |
事業所の特徴 | S38年身体授産施設が前身。クリーニングをメインに10年前から印刷業(投票用紙等)。 光生舎の流れをくみ「企業授産」を目指している。入所施設はまだ旧法のまま。 工賃月3~4万円。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 創設以来、一般企業に就職した104人のほかに、114人が北海道リハビリ―の職員として採用されて職業的自立を果たしている。 背景にはクリーニングなどは専門性が高くその技術だけでは一般に結び付きにくいということがあげられる。 この後施設の50%の人が地域移行しなければならない。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 数名いる。 |
相談支援 | |
誰が支援すべきか | 福祉ホームなどが有効。 手帳をもつことが必須。 |
親亡き後に備えていること | 介護保険が適用されるまではこちらで見なければならない。 |
その他 | 移行定員6人利用者2人。A型定員34人利用者35人。B型定員60人利用者61人。 |
事業所の特徴 | 精神の回復者福祉協会が前身。これまでは個々が何をしたいのか、どっちを向いて生きていきたいのかを判断していなかったという反省に立って、個別支援計画を最上位に位置づけしている。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 毎週ハローワークに行き、もらってきた求人票を作業室の壁に貼りだしている。新しいものには「NEW」シールを貼っている。利用者は全員ハローワークに登録することを条件にしている。厚労省が設置した「障害者職業センター」で自分の能力を客観的に把握することで自分の限界を知って逆に安心することができている。何をしてお金を稼ぐのかではなく、何が自分のプラスになるのかを探してほしいと常々話している。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 診断がつけばサービスの網の中に入る。 家の中で昼夜逆転している程度では診断を受けるのは難しいがそれが当事者の悩み。 |
相談支援 | 市の主催する自立支援のネットワーク作りが2年前からはじまっていて、ケアマネの勉強会などに発展していっている相談支援は市から2人分の補助金をいただいて行っている。これまでは悩みごと相談だったが、話を聞くだけでは何も解決されてこなかったため、ケアマネに対する補助金に変わってきた。 |
誰が支援すべきか | 3度のご飯とお小遣いをもらって(与えて)安穏とした環境をもらって(与えて)居心地のいい中にいる人でも首に縄をつけて引きずり出すわけにはいかない。が、外に出てキズを負うことも社会の中にはあることだということをわからせるしかない。 |
親亡き後に備えていること | 親がいなくなる前に、自分がどうしなければならないのかを、ここだけで支援するのではなく、関係機関が集まって協力していくべき。 |
その他 | 個別と言いながらまだまだ支援は個別にはなっていない。白石に道立の引籠り専門の先生がいる。 B型定員20人、利用者17人。 |
事業所の特徴 | 観光地のレストランを2000万円の寄付を集めて改装し、利用者6人スタッフ6人で2年前に開設。その後1700万円を銀行から借りてすべて自己資金ではじめた。 GH2か所、CH1か所で11人が暮らしている。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 他の施設から追い出された方や朝4時から夜9時まで張り付いていなければならない方など月22~23日の支給量では対応できないので、スタッフが交代でボラ支援に入っている。 地元でしか売っていない(買うことができない)付加価値をつけた豆腐作りを行って販売している。子どもが変わると親も変わってくる。 自主事業として地域に向けた講演会を開催し、啓蒙活動を行っている。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 精神の方への対応が難しい。 本人はその気でも親が抱え込んでしまうケースがある。 地域の中には「フラフラ」している方が多く見受けられる。そういう意味では措置時代もまた良かったとも思う。 基本姿勢作りや体力作りが奏功に結び付くので、無視できない。 |
相談支援 | 就労に関する相談が多いので、ネットなどを使って一緒に調べている。 親を見なければならない、という相談がある。 |
誰が支援すべきか | 地域のネットワーク作りがしっかりできていればいい。 |
親亡き後に備えていること | 親なんかどうなってもいい。親は親で野垂れ死にしてもいい。自分のことだけ考えろ、といっている。 |
その他 | 軽度又は最重度又は問題行動のある方の行き場がない。 児相対施設が責任の押し付け合いをしていて行き場がない。 福祉系の学校に進学する若者が少なくなってきている(夢も希望もない)。 福祉はまちおこしだという考えをもっていかなければならない。 B型定員35人、利用者31人。 |
事業所の特徴 | 60年の歴史があるろうあ児施設が母体。全国から集まってきているが知的の方の行き場づくりから発展。クリーニング店の下請けやホタテの仕掛けづくりなどの軽作業をゆったりとした環境の中で行っている。工賃時給35円。月4500円程度。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 地域のお祭りなどに出店していることで認知されてきている。 ショーウインドウでの製品の陳列も効果が出てきている。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 対象者はいない。 掘り起こしをするためには、まわりの理解と、本人や家族へ必要な情報の提供をすることだと思う。 |
相談支援 | 法人本体で行っている。 就労を希望する利用者もいて支援したいとは思っているが忙しくて手が回らない。 |
誰が支援すべきか | |
親亡き後に備えていること | 保護者との懇談会の中では「どうなんだろうね?」という話は出るが、それ以上具体的な話にはならないで終わっている。 存在を知ってもらうことからはじめる。 |
その他 | 市の仕事を発注してくれるようになってきている。 移行定員10人、利用者13人。B型定員10人、利用者14人。 |
事業所の特徴 | 知的市内3団体が重度化・リタイアする人たちの居宅と日中活動の必要性を見越して設立。 パンの製造販売(年商1200万円)を始める。法人全体では350人の利用者。 工賃移行月15000円程度。B25000円程度。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 当事者や家族はうまく状況を伝えることができないのだから支援者の役目として代弁者としてうまく伝えるためのスキルが求められているという基本的な考えに立って支援している。 ※あなたがAさんだった場合に、あなたが受けた支援で満足できるのかを常に考えてほしいと支援員に対しては常々言ってきている。日課やプログラムなのでやらざるを得ない、という画一的な支援をあなたは受けたいですか? |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | なぜそういう行動に出るのか、という分析と、そのための知識と知恵が支援者に求められる最低条件。 |
相談支援 | バックアップする側の資質や情報収集力が必要。窓口の機能としての役割は大きい。 関係性をつなぐための資格として相談支援者の配置は重要。 低賃金による人員離れが解消されれば人材が集まってきて地域格差も解消される。 ※つまりは「人だよ」。 |
誰が支援すべきか | サービス管理責任者の存在意義は非常に高い。10年後に問われるのがサービスの質。 そのため配置基準以上の人員を配している。 |
親亡き後に備えていること | いかに親に安心感をもってもらえるかの取組。 どんなにキレイなところであろうと、本人が喜んでいなければ意味がない。 |
その他 | 支援員に対しては、達成感をもつことができるように常に配慮するのが責任者の役割。 スーパーバイズできるスタッフの育成も必須。 ※所長大垣勲男氏は児童デイサビ管講師。 移行定員10人、利用者10人。B型定員40人、利用者54人。 |
事業所の特徴 | 自立支援法の施行と同時に移行した。委託作業が中心で段ボールおりお菓子箱折、DM封入。 月の収入に応じて工賃は変動する。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | シーウィンド祭を開催しておみこしなどを担いだりする。 保護者を中心に近隣住民などが参加した。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 本体の松泉学園の方で受けている。 |
相談支援 | 法人では受けていない。 小樽市のひろばという相談支援と連絡を取り合って活動している。 |
誰が支援すべきか | 地域の方と連携を取り施設や協力団体で支援していくべき。 |
親亡き後に備えていること | GHCHが市内に14~15ヵ所ある。50人前後の方がそこに住んでいる。 |
その他 | 施行後、作成しなくはならない書類が多く大変だ。 JC支援後のフォローアップの制度がないのがいかがなものか。 |
事業所の特徴 | 渡島コロニーからの分場。旧法施設から移行した。 主な作業は自主生産、クッキー、ぱん、下請け。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 隣近所とのふれあいはある。しかしイベントなどには参加しておらず今後の課題。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | ほくとでは行っていない。 重複で精神疾患の方はいる。 |
相談支援 | 地区的な問題や知名度からいって他法人の相談支援事業所に行くことがおおい。 パステルやあおいそらなどがある。 |
誰が支援すべきか | 家族、プロどちらでも良い。しかしファミリーサポートは必ず必要。 |
親亡き後に備えていること | 侑愛会全体で30か所CHのみを運営。渡島にGHはない。 |
その他 | 調査方法については区分認定を行っている判定員でもわからなくなることがある。 知的、精神では対応が違う。(例見守り、自立して活動など) サービスの質より報酬がメインになっていないか原点を忘れた事業所が多い。 サービスの幅が狭くニーズに応じたサービスにして欲しい。 単価と区分の問題で事業所は振り回された。 |
事業所の特徴 | 地域共同作業所からH19年1月移行。 軽作業が主で箱組みたて、草刈り、アパートの清掃管理。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 行事年一回バザーに参加している。 作業所通しのつながりがある。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 発達障がいというのがいまいち解らない。 職員の勉強不足。 |
相談支援 | 他団体から連絡がある。 |
誰が支援すべきか | 保護者も一緒になって支援していることが望ましいのでは。 保護者の中で今でもボランティアとして関わりがある人もいる。 |
親亡き後に備えていること | 必要性を感じている。GH早急に対応したい。 |
その他 | 自立支援法により補助金額が増え、運営は楽になった。 しかし事務手続きが多くて不便。受給者証の更新などが面倒という声もある。 制度に追い付くのが精いっぱいだった。 |
事業所の特徴 | 珍味のふくろ詰めを3社から依頼されている。 知的にも軽度の方がほとんど。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 就労実績や目立った事業は行っていない。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 精神疾患の方はほとんどいない。 居宅で一人暮らししている方を支援している。 |
相談支援 | 事業自体行っていない。 |
誰が支援すべきか | 保護者は難しいのではないか。資格、年齢の問題もある。 |
親亡き後に備えていること | GHを新たに建てた。今後新しくオープンする。 通所施設なので保護者はあまり乗り気ではない(出されたくない)。 |
その他 | 3障害が統一したのは良いことだ。日割計算はきびしい。 経営努力として125%ぎりぎりまでにする必要があるがそれでは職員の負担が大きくなる。 JC支援がないと就労できない。定員がいっぱいになっていく。 |
事業所の特徴 | 函館市が運営していた通所厚生施設から移行。 通所30年以上の方がほとんど 段ボール箱折りが主な作業。 |
---|---|
事業所又は地域での取組の成功事例 | 渡島交流事業に参加。 公共施設なのであまり活発には行っていない。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | ない。 |
相談支援 | 市が実施 |
誰が支援すべきか | |
親亡き後に備えていること | 考えていない。 |
その他 | 年間2000万円以上の赤字をだしているが継続してほしい声がある。 ともえ学園、あおやぎ学園、渡島コロニーとは昔から連携を取っている。 |